アドラー心理学から学ぶ「俺がいないと仕事がまわらない」は嘘




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Xin Chao.アドラー信者のHOCです。

みなさんの周りにも

「俺がいないと仕事がまわらないから。」

と言って休みなく頑張り続ける人いませんか?

でも、僕はこれ真実ではないと思うんです。

以下、そう思う根拠をお話します。

 

根拠

ベトナムでは転職率が半端ないです。

ぼくが前務めていた会社では半年で50パーセントの社員が入れ替わりました。

その中にはプロジェクトの中枢を担う人もいましたが、その会社は普通に存続しています。

むしろ短期的には業績はアップしてるくらいです。

 

出た分の人材は新しい人材を入れて補えば大丈夫ですし、人材の補充ができなくても残った人員でまわせば案外なんとかなるものです。

もしも、特定の誰かがいなくなって仕事がまわらないならベトナムの会社は全て潰れているでしょうし

そもそも個人が会社の行く末まで心配する必要もないと思うんですよね。

 

アドラー心理学から学ぶ「俺がいないと仕事がまわらないから。」の嘘

「俺がいないと仕事がまわらないから。」っていうセリフは仕事を辞めたいけど辞めれないという話でよく使われます。

そして、そういう人たちは

「辞めるとしても迷惑がかからないタイミングで。」

なんて言ったりもします。

 

ぼくは、そういう人たちを見ると

本当は会社を辞める気なんてないでしょ

と思ってしまいます。

 

僕が出会ってきた「俺がいないと仕事がまわらないから。」系の人たちは仕事熱心で責任感もある人ばかりです。

だからこそ、このセリフを会社に残らざる得ない理由として使って欲しくはありません。

 

結局、本心は会社に残りたいから、行動しない言い訳として使ってることに気付いて欲しい。

 

アドラーは

「〇〇だから☓☓出来ない」

これはあなたが勝手に決めたことであり、正しい考えではないと言います。

 

また、アドラー心理学では

「本当に出来ないのではなく、やりたくないから
その言い訳に〇〇というものを使っているに過ぎない」

「行動は、その人の意志による目的があってそうしている」

という考え方をとります。

 

つまり、なんだかんだで別の会社に行くのは怖い=この会社に残りたいという目的が先にあり

それを達成するために

「俺がいないと仕事がまわらないから。」

という言い訳を作っているということです。

 

例えば

過去の傷がトラウマになって引き籠もりをしている人がいたとします。

過去が「原因」で、いまの自分があるというわけですね。

 

しかし、アドラーはそれはウソだと言うのです。

アドラー心理学では本人がそのように生きることを選択しているにすぎないと考えます。

「不安だから外に出られない」のではなく、

外に出たくないから「不安」という感情を自ら作り出しているという。

 

このように過去の『原因』ではなく、いまの『目的』にフォーカスしたのがアドラー心理学です。

いやー深いですね。そしておもいしろい。

 

結論

言いたかったことは2つ。

あなたが辞めても会社の仕事はなんだかんだまわる

アドラー心理学を通して「自分は何をしたいのか?」を真剣に考えて欲しい

僕はもやもやしている人を応援します。

未読の人はぜひ読んでください。

 

 
 
 

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