ヒッチハイクに飽きてチャリンコで海に行ったらケツが破壊されて泣いた話・最終章




Xin Chao!!ケツの申し子HOCです。

待望のチャリンコ冒険最終章。

 

↓まずは前回までの復習をお願いします。↓

ヒッチハイクに飽きてチャリンコで海に行ったらケツが破壊されて泣いた話

続・ヒッチハイクに飽きてチャリンコで海に行ったらケツが破壊されて泣いた話

 

ケツを破壊されながらもなんとか新潟にたどり着いたぼくとアレックス。

さらに全身筋肉痛により、ミリ単位で体を動かしただけで激痛が走るという満身創痍状態。

その状態ではたして埼玉まで帰ることができるのか?

 

新潟の海にて

毎年恒例の海は女子(メス)も一緒に行きます。

当然男子(オス)としては一夜のロマンスを期待する人もいます。

ぼくもその中の一人です。

 

しかし、このときはケツの痛みが性欲を凌駕していました。

海でできたことと言えば旅館の隅っこでうまい棒をかじることぐらい。

ハナクソをほじる力も残っていませんでした。

 

もはや何のための海にいるのかもわからない夜を超えて

いざ埼玉へ向けて出発です。

 

と、ここでものすごい事実に気付きます。

ひょんなことからアレックスのチャリンコに試乗したら

進みが全然違う!!

10倍漕ぎやすい!!

二人ともママチャリに毛が生えたようなニセマウンテンバイク。

ではなぜ??

 

そう!!ぼくが使っていたニセマウンテンバイクのサドルが低いポジションにあったのです。

自転車経験者の方はお分かりになりますでしょうか。

サドルのポジションを適正にするだけで推進力が向上するのです。

 

「謎はすべて解けた・・」

なぜに道中、アレックスにぶっちぎられたのか。

ぼくは単純に基礎体力の差かと思っていました。

そうではなかったのです。

サドルの位置は超重要です。

ぼくのケツも喜びから血の涙を流します。

 

いざ出陣。そして大事件発生。

NEWマシン(サドルの位置を変えたチャリンコ)を手に入れたぼくは

HOC無双状態。

サクサク進みます。

「排水溝 山道 大きい」の画像検索結果

 

どれくらい進んだでしょうか。

周りは漆黒の闇。

ぼくたちは街頭もない山道を下っていました。

 

ふと前方を走るアレックスの姿がこつ然と消えました。

HOC「ふぁ???」

ぼくはブレーキを踏んで止まります。

 

そしてどこからともなくアレックスの声が

アレックス「ふわぁあぁあぁぁぁぁあぁ!!!!」

暗くてアレックスの姿は見えません。

でも声は確かに聞こえる。ぼくの下方から。

 

下!?なぜ!?

道路には排水溝がありますよね。

「排水溝 道路」の画像検索結果

そう。こんなやつ。

その夜ぼくたちはアウターゾーンに迷いこんでいたのかもしれません。

その排水溝がこの世のものであったかどうか今でもわかりません。

 

その道の排水溝は成人男性とチャリンコを飲み込むほど広く、そして深かったのです。

アレックスは排水溝に飲まれました。

落下しました。

 

そして声にならない声で叫びます。

アレックス「目がぁぁぁ!!目がぁぁぁぁ!!」

 

見るとアレックスは排水溝の中でチャリンコの下敷きになっています。

目を強打したのかもしれません。

アレックス「目が見えない!!目が見えないんだょょおおお!!」

 

ぼくはパニックです。

爆笑しながらなんとかチャリンコを引き上げ、その後アレックスも引き上げます。

 

アレックスの様子がおかしい。

どうやら落下した衝撃でコンタクトレンズが吹っ飛んでいたようです。

突然の落下。

そしてコンタクトレンズが吹っ飛んだことによる視界不良。

上から降ってきたチャリンコの圧。

HOCの爆笑。

いろいろなことが重なりアレックスの精神は崩壊しました。

 

その後・・

ぼくは新潟県民が日本一優しい県民だと思っています。

なぜかというと、この地獄を新潟県民のお兄さんに救ってもらったからです。

 

漆黒の闇の中、言葉もなくたたずむ2人。

ホラーですね。

 

そこに、一台のワゴン車が通りかかりました。

ぼくたちの近くで減速して止まります。

神「どしたぁ?」

そのワゴン車には今風の若いあんちゃん(神々)が数人乗っていました。

ぼくは今までの経緯を説明します。

 

すると神は言います。

神「近くにセブンイレブンあるやさ。とりあえずそこで休憩するやさ」

そうして神々しく光る神々は

ぼくたちのチャリンコをワゴンに乗せ最寄りのコンビニに連れて行ってくれました。

 

そしてぼくたちが落ち着いたところで信じられないことを言うのです。

神「このまま埼玉まで乗せて行ってやるやさ」

 

ぼくとアレックスは人のやさしさ、いや神々のやさしさに触れ号泣しました。

ケツも号泣しました。

この時流した涙はいまでも忘れることができません。

 

神「もう泣ぐなぁ。こうして出会ったのも何かの縁やさ。遠慮するなぁ」

ちなみにそのときは深夜2時とか3時だったと思います。

ぼくたちを埼玉まで送り届ければ、神たちは仕事を休まなくてはなりません。

それでもぼくたちのためにこんなにもやさしくしてくれる。

 

「ありがとうそれしか言う言葉が見つからない」の画像検索結果

本当にありがとう。

 

エピローグ

結局ぼくたちは神々の申し出を断り、スタートの旅館に戻りました。

こんないい人たちにこれ以上迷惑はかけれない。

友達の出発は朝だったので合流して帰ることにしたのです。

チャリンコはそのセブンから実家に送りました。

 

肉体的にも精神的にもタフな自転車の旅でした。

しかし、この旅がぼくのケツとアレックスとの友情をより強固にしてくれました。

 

もし、神々がこのブログを読んでくれていたら、ぼくは伝えたい。

 

ぼくは今、ベトナムで頑張っています。

あなたたちはきっと幸せになれるわ。

だってぼくたちをこんなにも幸せな気持ちにさせてくれたんだもの。と。