【おすすめインド映画】きっとうまくいくが人生で大切なことを教えてくれる




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今回見た映画は「きっとうまくいく」というインド映画。

 

この映画、ここ10年見た映画の中で確実にベスト3に入ります。

なぜなら人生で大切なことは全部この映画が教えてくれるからです。

 

騙されたと思って見てみてください。

 

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あらすじ

大学時代親友同士だったファランとラージューは、ある日同窓のチャトルから母校に呼び出される。

チャトルは二人に、ランチョーというかつての学友の消息がつかめたことを話し、探しに行こうと持ちかけるのだった。

10年前、インド屈指の難関工科大学ICE(Imperial College of Engineering)。

それぞれに家庭の期待を受けて入学してきたファランとラージュー

そして自由奔放な天才ランチョーの三人は寮でルームメイトとなる。

何をするにも一緒の3人はしばしばバカ騒ぎをやらかし

学長や秀才だったチャトル等から”3 idiots”(三バカ)と呼ばれ目の敵にされていた。

物語は10年前の大学におけるエピソードと現代のランチョーを探す3人の旅を織り交ぜながら

やがてファラン達も知らなかった彼の秘密に迫っていく。

はい。このあらすじを読んでも普通の映画っぽいですね。

でも違うんです。

 

この物語の根底に流れるのは学歴競争。

加熱するインドの教育問題に一石を投じています。

 

主人公のランチョ―は舞台となる名門校きっての天才児。

しかし、その行動は破天荒で個性を尊重しない教育方針にまっこうから反発します。

主人公ランチョ―の

「好きな事をやれば成功は後からついてくる」

「学歴や競争なんて意味が無い」

という軸が決してブレることがありません。

「きっとうまくいく」の画像検索結果

真ん中がランチョー。

そのランチョ―と難関工科大学ICEで出会ったのが

ファルハーンラージュー(左と右)

二人の目的は家族のために学校を卒業して良い会社に就職すること。

しかし、次第にランチョ―の行動に感化され

「勉強の、そして人生の本質とは何か」を考えるようになっていきます。

 

この映画の原題は3 idiots (3バカ)というだけあって

この3人のおバカな行動と成長にフォーカスして物語は進んでいきます。

 

みどころ

何と言ってもこの映画には

自分の人生を生きよう

という強烈なメッセージがあります。

 

インド映画についてググってみるとこんな記事がありました。

ナヴァ・ラサという9つの情感を取り入れるのがインド映画の基本のようです。
9つとは以下の通り。

・シュリンガーラ (恋心/ロマンス) 
・ハースヤ (笑い/ユーモア) 
・カルナ (悲しみ/涙) 
・ラウドラ (怒り/復讐) 
・ヴィーラ (勇猛/アクション) 
・バヤーナカ (恐怖/スリル) 
・ビーバッサ (嫌悪/敵) 
・アドブタ (驚き/サスペンス) 
・シャーンタ (平安/ハッピーエンド) 

ひとつの映画にこれだけの要素を詰め込もうとすると

結局何が言いたいのかわからなくなりそうですが

この映画は違います。

 

完璧なるシナリオ。

 

人間ドラマ・恋愛・ミュージカル・コメディ・ミステリー・感動の要素が凝縮されています。

そして、それを通して人生で大切なことを全部教えてくれます。

 

主人公ランチョ―の名言

この映画でランチョ―と相対する登場人物はみんな現実主義の人たち。

それにランチョ―は理想主義でガッツリぶつかっていきます。

 

 

親友のファルハーンは両親の期待を背負い、高額な入学金を支払い難関工科大学ICEに入学。

しかし、本当に情熱を注げることは動物の写真を撮ること。

卒業が迫り悩むファルハーンにランチョーは言います。

「工学を辞めて動物の写真家になれよ。

 才能を無駄にするべきじゃない。

 もしプロの歌手の父親が子供にクリケット選手になるように説得していたら?

 もしプロのクリケット選手の父親が子供に歌手になるよう説得していたら?

 彼らはどうなっていたと思う?僕が言っていることが分かるか?

 動物が好きなのになぜ機械と結婚するんだ。」

 

「臆病さを捨てろ」

「でないと50年後死の床で後悔するぞ」

「あの時勇気を出せば僕の人生はって」

 

このシーンに限らずランチョ―の言葉には一貫して

「好きなことをして好きに生きよう」

という力強さがあります。

 

「自分がなりたいものは心が教えてくれる。

臆病になった時は胸に手をかざしてこの言葉を言うんだ。“”ALL IZ WELL”(きっとうまくいく!)」

 

映画を見終わった後も口ずさんでしまいます。

 

“ALL IZ WELL”(きっとうまくいく!)

 

感想

作中では大学を落第して自殺する生徒がいたり

暗いエピソードがいくつもあります。

3バカトリオが単にバカをやって青春を謳歌してます!

ってだけの映画だったらここまで胸を打つ完成度にはならなかったと思います。

 

誰の人生にも当然シリアスなパートがあるはずです。

笑ってるだけの人生なんてありえません。

 

ぼくの好きな小説の重力ピエロにこんなセリフがあります。

「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」

この映画はこのセリフにに通ずるものがあります。

 

人生には辛いことも深刻なこともたくさんあるけど

全体を通してコメディ調にすることで

「きっとうまくいく」

「きっとなんとかなる」

と教えてくれます。

 

人生には辛いことも悲しいこともたくさんあるけれど

「きっとうまくいく」と自分を信じること

どれだけ悩んでも最後は明るく前向きに生きること

それがこの映画を通して学んだ教訓です。

 

そしてその教訓の大切さは映画を見るたびに深く胸に刻み込まれます。

 

この映画を見たあと

ぼくは警察官を辞めて日本からベトナムにたった一人で移住しました。

シリアスに考えていたらキリなく悩んでいたことと思います。

最終的にはくよくよ悩んでないで「エイヤッ」と新しい世界に飛び込むことが必要です。

そのときに

「きっとうまくいく」

「きっとなんとかなる」

と自分を信じることは何よりも大切なことでした。

 

タイトルにもしましたが

人生で大切なことは全部この映画に詰まってるように思います。

 

人生で大切なことは「お金」「競争に勝つこと」「親の望む職業に就くこと」じゃない。

 

大切なことは「心が教えてくれる」

 

それに勇気をもって従うこと。

もし、臆病になった時は胸に手をかざしてこの言葉を言うんだ。

 

きっとうまくいく!!

 

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