警察学校で柔道・剣道どちらを選択するべきか答えます




【この記事は約 6 分で読めます】

こんにちは。HOC(@Hoc0088)です。

 

警察学校入校前に決めなくてはいけないのが

柔道or剣道

の武道の選択です。

 

当然どちらかの経験者であればそれを選ぶべきでして

問題はどちらも初心者の場合です。

 

はっきり言うとどちらを選んでも一長一短なのですが

警察学校卒業後のことも踏まえて考察していきたいと思います。

 

ちなみにボクは剣道コースを選びました。

その選択に後悔はありません。

その理由も説明していきます。

 

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剣道コース考察

まず剣道のデメリットとしては

柔道よりお金がかかります。

学校で購入する防具、竹刀、袴等を合わせるとゆうに5万円は超えます。

また、警察学校では心配はいりませんが

卒業後、警察署勤務になるとよく防具がなくなったりします。

各装備は警察署の道場に置いておきます。

そうするとその防具等を先輩などに無断で使われることがあります。

先輩方も自分のものではないため雑に扱い、元あった場所に置いてくれなかったりするわけです。

そうして、いざ自分が使うときになると防具が見つからない!なんてことになります。

ボクは異動のとき、誰かに剣道の用具をまるごと持っていかれてしまったため

丸々買いなおすはめになりました(*´Д`)

 

では、警察学校入校中の剣道の授業内容はどうでしょうか。

はっきり言ってめちゃくちゃ楽です。

もし、あなたが体育会系であればなおさらです。

最初は剣道独特のすり足のやり方

その後は竹刀を使った素振り等を繰り返し行います。

これらの練習は体力的にきついということは一切ありません。

唯一辛いのは

夏場の防具をつけた実践でしょうか。

防具はそこそこ重いですし、面を被れば汗の量が尋常ではありません。

個人的な感想で言えば、それでもしんどすぎてどうこうなるというレベルではないと思います。

というのも、授業前の準備運動、面付け、稽古が終わったときは面を外す等の時間があるので

実質の稼働時間はそれほど長くないからです。

剣道は普通のスポーツと違って作法を重んじます。

剣道の試験の半分は型だったりしますし、身体能力に自信がない人は剣道一択かもしれません。

 

柔道コース考察

ボクの県では交換武道と称して

剣道選択者も柔道を何度かやらされます。

ボクが柔道を体験した感想は

めちゃくちゃ辛い・・・

まず、稽古を始める前の基礎運動から辛い。

パワーをつけるための筋トレ、回転運動、柔軟・・

相手と組む練習をする前にへとへとになります。

さらに、練習の最後には締めとして再度腕立てや腹筋等の補強運動。

はっきり言って死ねます。

また、ぎりぎりまで自分を追い込む訓練、相手とガチンコで組み合う性質上

ケガ率が剣道と比べて非常に高いです。

骨折等をして同期と卒業できない学校生もいるほどです。

警察柔道は無差別級なので体重差も関係ありません。

50キロの人が70キロの人に抑え込まれたら基本どうにもなりませんが

それでもやるしかありません。

警察学校で初段を取る必要がありますが試験は試合形式のため

体重が軽い人は単純に不利です。

 

剣道・柔道どちらを選べばいいのか

柔道・剣道を比べて

剣道のメリットは

・ケガの心配がそれほどない

・体力を温存できる

・初段の審査でほぼ落ちることはない

剣道のデメリットは

・お金がかかる

・柔道コースと比べて体力がつかない

 

柔道のメリットは

・強くなる

・剣道コースと比べて辛い分体力がつく

・お金がかからない

柔道のデメリットは

・ほかの授業のための体力が温存できない

・授業前に鬱になるほどしんどい

・ケガが多い

 

といったところでしょうか。

例えば柔剣道の授業の後に体育の授業で1500メートルのタイムを計るとします。

そうすると、剣道コースが有利なのは明白です。

なぜならば柔道コース選択者は柔道の授業ですでに体力が0になっているからです。

 

しかしながら、卒業までの6か月、1年といった長期視点で見ると

あきらかに柔道コースの人の方がいいからだになります。

体力試験で懸垂なんかがある県では柔道コースの人の方が

総じて点数が高いです。

 

話をまとめます。

・柔道コースを選ぶべき人

ガチンコでトレーニングしたい人

体格、体力に自信がある人

 

・剣道コースを選ぶべき人

そこまで自分を追い込みたくない人

体力に自信がない人

体格が小さい人

を選ぶのがいいと思います。

一度選択した武道は警察学校卒業後もずっとついてまわります。

柔道を選択した人は40歳になっても若い人と柔道をしなければなりません。

そう考えるとやっぱりボクは剣道をおすすめしたくなります。

多少体力が衰えても剣道ならなんとかなります。

 

40歳柔道初段VS20歳柔道初段

ならほぼ若い方が勝つと思いますが

剣道ならそこそこ戦えます。

 

ということで武道の選択は卒業後もついてまわるということまで

頭に入れて慎重に選ぶようにしてください。

 

ちなみに剣道は実戦では使えないと思う人がいるかもしれませんが

そんなことないと思ってます。

凶悪犯と対峙して

諸事情でけん銃が使えないとき

警棒でおもいきり小手打ちをすれば相手の手首の骨を砕くことができるし

それが面打ちならば・・・一瞬で勝負がつきます。

思い切り犯人に打ち込めるメンタルがあればですが。

 

剣道有段者の打ち込みは素人ではまずかわせません。

というか見ることするらできないと思います。

それくらい有段者の剣道はやばい。

しかし、殺傷能力が強すぎるゆえに

相応の現場、果たし合い、真剣勝負くらいでしか使えません。

ただのチンピラのケンカ騒ぎ等の事案では

下手すれば相手に大けがさせてしまう

剣道技は使えません。

 

他方、柔道は単純に強いです。

警察学校を出たての警察官ならば

そこいらの素人くらいなら圧倒できる基礎体力を得ているはずです。

相手にケガをさせず制圧するのに非常に向いています。

 

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2 件のコメント

  • この内容、どこかで見た覚えが・・・笑 ちなみに私のブログでは安定的にPVのトップ5に入ってます。『実践』での話を絡めるというのはさすがですね!!リライトの参考にさせて頂きます。
    警察官て私物の扱いがめちゃめちゃですよね苦笑 勝手に人のもの持っていきますよね!!

    • パクリじゃないですよw
      記事は前から書いてあったのですがけーさんのおかげでアップしていないことを思い出しましたw
      剣道の防具は高いのでパクられると悲惨です(T_T)

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