シンチャオ!ベトナム移住ホックです。
私事ですが、日本語教育能力検定試験を受験します!!
大学院の論文をようやく提出できたので
あらたな目標として日本語教育能力検定試験を受験したいと考えているところです。
ということで、本記事は
海外にいるボクがどのような方法で日本語教育能力検定試験を受験するのか
について書きました。
海外に住んでいて日本語教師の資格に興味がある人の役に立てば幸いです。
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日本語教育能力検定試験を受けようと思った理由
日本語教育能力検定試験を受けようと思った理由からお話します。
ベトナム住んでいると、望むと望まざるとに関わらず
日本語を教えてください!!
と言われる機会が多いです。
ベトナムに限らず、海外に住む人ならそういう機会があると思います。
日本で活躍する外国人の姿も以前に比べて目立ちます。
また、アニメや漫画、音楽、ファッションといったサブカルチャー、東京オリンピック開催の影響も相まって
日本に関心のある外国人は増加していると考えられます。
インターネットを使ったオンラインレッスンも人気があり、働き方が多様化するとともに
日本語教師が活躍する場は増えていると言えます。
オンラインレッスンなら、日本にいながら海外に住む外国人に授業を行うこともできるほか
ある程度、自分の希望に沿って授業時間を設定するなど、仕事量を調整しやすい面もあります。
例えば、日本語学校に勤務しながら、日によって空き時間にオンラインで個人レッスンを行うなど
自分のライフスタイルに合わせた働き方がしやすいでしょう。
フリーランスであっても実力や工夫しだいで活躍できるチャンスは増えていると言えます。
新型コロナウィルスの流行等、人が集まることが推奨されないような状況が発生すれば
オンライン授業の需要はより高まります。
つまり何が言いたいかというと
日本が完全にオワコンと世界から認定されるまでは
日本語教師需要はけっこう増えていくと思うのです。
現在、ボクは専業の日本語教師ではありませんが
ベトナム移住後3年以上、公私で日本語を教える機会があります。
教え方は先輩方にアドバイスをもらったり、自分で研究したりしていました。
海外で日本語を教えるのに特に資格は必要ないところも多いかと思います。
しかし、プロを名乗るのは資格があった方がいいのではないかと考えるようなりました。
というより、合った方がいいのかな、いや、べつになくてもいいや。とかそんなことを結構な頻度で
考えてしまっていたので、これ以上考えるのは時間の無駄だと思ったのであります。
だったらさっさと勉強を始めた方が身になる!と試験勉強を始める決意をしました。
日本語教師の試験について
じゃあ資格を取ろうということになって調べてみると
日本語教師になるための明確な資格はない!!
とのこと(´Д`)マジか
しかしながら
採用試験などではほとんどの場合、以下3つのいずれかが求められているようです。
①日本語教師養成講座で420時間コースを修了
日本語教師に必要な知識から現場での指導技術まで、バランスよく学ぶことできます。
日本語学校を併設している講座であれば、外国人学生を相手に実習をする機会も多くあります。
また、修了生は優先的に講師の採用募集に応募も可能です。
②日本語教育能力検定試験に合格する
合格すれば、専門知識を有していることの証明になり、日本語教師の資格が取得できます。
また、問題集などがあれば独学でも対策が可能です。
だだし、知識のみを問われる試験のため、実践経験が不足しがち。
日本語教師としてデビューする前に、養成講座の実技コースに通学するなど不足を補う工夫が必要です。
③大学・大学院の日本語専攻で学ぶ
専門知識をじっくりと学ぶことができ、
一定の単位(大学の場合、主専攻で45単位以上、または副専攻で26単位以上)を取得することで、
日本語教師の資格を得られます。
また、学士の取得により、就職先の選択肢もぐっと広がります。
しかしながら、授業料が高額になったり、実習が少ないなどのデメリットもあります。
③大学・大学院の日本語専攻で学ぶ
は海外にいるボクには現実的な選択肢ではないので除外。
①日本語教師養成講座で420時間コースを修了
②日本語教育能力検定試験に合格する
のどちらかを選ぶことになりますが
選びやすさで言えば断然②番です。
①番は420時間という膨大な時間が必要(自習時間を含めればもっとかかる)
な上に海外では学校を探すのがまず困難です。
費用もそこそこ掛かってしまいそでうです。
グーグルで検索して上位表示されていた学校では入学金と合わせた学費は600,000円でした。
とすれば試験で合格すればいい②番が一番良さそうです。
海外居住だったとしても
独学で勉強して受験日に一時帰国すればいい
というこれ以上ないわかりやすさ。
日本語教育能力検定試験は一年に一回しかないので
幸か不幸か
海外在住であったとしても試験のために一時帰国する
回数は年に一回しかありません。
問題は独学で試験が受かるのか?
ということです。
おすすめ日本語教育能力検定試験勉強法
そんなとき、たまたま国際交流基金(ジャパンファウンデーション)の方と知りあいました。
その方は日本語を教えるスペシャリストで素晴らしい方だったんですが、
元はアルクという会社で日本語教師の教材を作っていたとのこと。
元社員の自分が言うのもなんだけど。アルクの教材は
日本語教師を目指す人のために作り込まれた非常に良い教材
だとおっしゃっていました。
アルク・・・?
そういえば、日本語教師歴20年のお師匠さまもアルクの教材で勉強して試験を受けたと言っていたな・・・
気になって教材を調べてみると
検定合格率66.3%
とあります。
日本語教育能力検定試験の合格率は20%くらいだったはず。
驚異の合格率!!
価格を見ると
日本語教師養成講座で420時間コースの60万円
よりはるかに安く、合格時のキャッシュバックなどもついていてお得感があります。
ということでボクはこの教材を使うことに決めました!
⇓くわしくはこちらから⇓
<検定合格率66.3%>「NAFL日本語教師養成プログラム」
日本では日本語教師じゃ食べていけないと言う人もいますが
海外にでれば日本人ということが一つの強みになったりもします。
そこでさらに日本語を教えるスキルがプラスしてあれば
貴重な人材になれます。
日本語教師の資格の有無は
重要という人も需要じゃないという人もいますが
ベトナムに限っていえば日本語を教えてる日本人のほとんどが無資格だと思います。
ですので資格を持ってれば目立てるという意味でもあって損はありません。
日本語教師という職業について書いた記事があるので良かったら読んでください。