シンチャオ!ベトナムハノイ在住、食中毒職人HOCです。
ベトナム在住者、旅行者にとっての命題。それは・・
食中毒をどう防ぐか。
ぼくの結論から言うと
完全防御は無理!!
諦めてください。
ハノイに住んで2年。
ぼくも食べ物には気を付けていますが
これまで症状の酷い食中毒を2回体験しました。
日本では未体験だったため本当に地獄でした。
吐き気、下痢、熱・・・。
水を飲んだだけで吐き気がするしすぐ下痢になるという状態。
ということで
先にベトナムで食中毒になって吐き気、下痢、熱の症状が出てしまったときの
おススメの薬を紹介しておきます。
はっきり言って日本から持ってきた小さい元気玉(正露丸)は全く効きません。
餅は餅屋。
ベトナムの病気はベトナムの薬が一番効きます。
Partamol
ORESOL-3B
もしベトナム旅行に来て食べ物にあたり
運よくこのブログにたどり着いた人はすぐこの薬を買って下さい!
どこの薬局でも買うことができますので
食中毒の症状が出たら速攻GET推奨!
薬を飲まないと数日は地獄をさまよいます。
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食中毒になるのは仕方ない
薬を紹介して安心したところで本題へ。
ベトナムに来て食べ物にあたったら
「ツイてなかったなー、てへ」
と思って下さい。
そんくらいの気持ちでベトナムに来て欲しい。
もちろんある程度気を付けることは必要ですが
もし完全防御したいならそもそもベトナムを選ばないほうがいい。
ベトナムに来て安全安心の高級店巡りも悪くないですが
多少ローカルな部分を見なければ旅行しても住んでいても面白くありません。
しかし、言うまでもありませんが一般的にローカルな店ほど衛生管理は雑です。
こんなニュースもありました。
28日午前7時半ごろ
「成田空港に到着する航空機の乗客に、下痢、嘔吐(おうと)などの症状が出ている」
と、ベトナム航空から千葉県の消防共同指令センターに通報があった。
成田市消防本部が乗客の高校生34人を成田市内の病院に搬送した。重症者はいないもよう。
同本部などによると、搬送されたのは神奈川県伊勢原市内の高校生で、市内2カ所の病院で手当てを受けている。
千葉県が集団食中毒の疑いがあるとみて調べる。
機内食を食べてあたったのでしょう。
高い衛生管理が必要とされる航空会社でもこの程度です。
一般人の衛生観念は推して知るべし。
ハノイで食事前に手を洗う人は見たことのないレベル。
(2018年5月9日追記)
大変失礼しました。
食中毒の原因はニューワールドホテルという五つ星のホテル食が原因のようです。
五つ星ホテルで安心できないのもたまらん話ですが・・。
新聞記事はこちら⇓
そんなベトナムというハイレベルな国のリングに上がって一発も殴られないでリングを降りようというのがそもそも虫がいい話なのです。
つまりどれだけ華麗なディフェンステクニックを身に着けても
ジャブ(毒)全てをかわすのは至難の業だということです。
水が危ないと言われていますが、その水で食器を洗っていますし
洗い方が雑で食べ残しのカスが食器に付いたままなんていうのは日常茶飯事です。
先日も喉がカラカラの状態で路上のお茶屋さんに行くと
お茶屋のおやじはおもむろに朝から洗ってないであろうその手で氷を掴み
洗っていないであろうコーラの便で氷をたたき割り氷を作りました。
もう飲むしかないんですw
すべてに清潔を求めていたらとても住みにくい国になってしまいます。
食あたりエピソード
食中毒=食べ物の毒にあたること」といえますが、医学的には食中毒が正しく、食あたりは医学用語にはありません。 食中毒とは食品に混入した細菌などや、これらがつくる毒素、化学物質(砒素など)、自然毒(フグ、きのこなど)によって起こる健康障害をいいます。 その中で、微生物による食中毒が発生件数の約7割を占めています。
self doctor.netより
食あたりって良く使われますが医学用語ではないんですね。
正しくは食中毒。はい。
そして化学物質(砒素など)による食中毒もある。
砒素ってあのヒ素ですかね!?
カレーに入れて人に食べさせた殺人事件がありましたね・・。
そんなわけでぼくの食中毒話をします。
先日ぼくが食中毒になった日にぼくが食べたものは以下の3つ
ラーメン
ケーキ
スイカ
ラーメンは日本人経営のラーメン屋で食べ
ケーキとスイカは大家さんと世間話をしているときに大家さんが出してくれたものです。
明確な犯人はわかりませんが
明らかにケーキとスイカが怪しい。
知り合いのベトナム人は言いました。
「ケーキはやばいよ。クリームなんてナマモノと同じさ。常温で置いておけばすぐ腐る。」
また、別のベトナム人は言いました。
「フルーツはやばいよ。中国人が作った果物は農薬を使い過ぎて化学物質の塊だよ。殺人フルーツだよ。」
ベトナム人曰く
化学物質食あたり、細菌食あたり両方の可能性があるということです。
日本人であれば誰しも
人から出されたものを一口も手を付けないのは失礼だと思い少しは食べてしまうはずです。
そう考えるとやはり完全に食中毒を防ぐのは難しい気がします・・。
食品を選別したところで、その人が一日手を洗っていなければ新鮮な食材にも菌が繁殖しますし。
さて、いざ食中毒になると一体どうなるのか。
ぼくの場合症状はとにかく吐き気。
強烈な吐き気から全てが始まりました。
下痢はトイレに座って凌げばまあ問題はなかったのですが
いくら横になっても吐き気がして一向に眠れませんでした。
吐くとスッキリするのはわかっていましたが
吐くこと自体が苦しいので頑張って拒否していたのです。
結局、数時間布団でもがき苦しんだあと、吐き気クライマックスに抗えずゲロリンパ。
最初はスイカが口から出てきました。それは関係ないか。
吐くだけ吐いてひと眠りしたあと冒頭で紹介した薬を買って飲みました。
あの薬を飲めば熱は速攻で下がってくれるので体はだいぶ楽になりますよ。
薬屋さん曰く
脱水症状になり易いので吐き気と戦いながらも頑張って水分を取ることが必要だったらしいです。
なんかもっともらしいこと言うね、ベトナムの薬屋さん。
万が一の食中毒対策
ちなみに初めての食中毒のときは
マンゴーしか食べていないので犯人は確実にマンゴーさんです。
フルーツは切って食べるだけなので安全かと思っていましたが・・。
フルーツを切った包丁に菌がいたのか?はたまた本当に化学物質食中毒なのか・・。
どちらにせよろくなもんじゃないし、防ぎようがありませんw
どうしても緊急で病院に行かなくてはならなくなり
保険に入っていない場合はクレジットカード付帯サービスを検討してください。
ぼくは初めての食中毒の際、事前にカード会社に連絡してから病院に行くことで
治療代を補償してもらうことができました。
補償されるとわかれば安心して値段の高い日本人がいる病院に行けます。
手続きは本当に簡単で電話一本だけでした。
海外旅行に行く度にいちいち保険に入るよりは断然お得です。
急な食中毒になってもこれで安心!!
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