XIN CHAO。こんにちは。ベトナム移住HOC(@Hoc0088)です。
なんとなく日々の暮らしに閉塞感を感じているという日本人は多いと思うのですが
その理由はなんなのでしょう。
もしも、「明確な答え」を言語化できるのであれば
とうの昔に解決できているはずなので
「閉塞感」の答えはなかなか言葉にするのが難しい「もやもや」したもの
とボクは考えます。
しかし、ベトナムに移住して、海外から日本を見ると
なんとなくその答えがわかる気がするのです。
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お金がない!!はきっと違う
閉塞感を感じる理由として
お金がないから
と言う人は多いと思います。
しかし、日本は世界でトップ3に入るほどのGDPをほこり
ここ数年日経平均も右肩上がりです。
株価が全てではありませんが、言うほどここ数年の日本経済は悪くありません。
先にはオリンピックも控えてます。
いろんな経済状況の人がいるので一般化はできませんが
普通の人がそこそこ頑張って働けば
ブランドバッグも買えるし
車も買えるし
海外旅行だってできちゃいます。
そういう状況って充分幸せだと思うのですがどうでしょう?
ボクが住むベトナムの平均月収は約3万円ほどです。
電気代が高いからクーラー使えない
家賃払えないから友達とルームシェア
副業をしないと暮らせない
そういう話はよく聞きますし
もっと言うと
水道水は飲めない
シャワーのお湯が出ないこともしばしば
空気が汚くてマスクがマスト
日本人より圧倒的に貧乏な上にインフラも整備されていません。
日本は本当に素晴らしい国で、ご飯はどこで食べても安全でおいしいし
バスや電車も時間通りにくるし、買い物でぼったくられる心配もない
超快適な国です。
しかし、国を覆っている閉塞感は間違いなく
日本>ベトナム
だと断言できます。
過去記事でも散々触れていますが
「笑顔の数」が全然違うように感じます。
ニコニコ系ベトナム人のなんと多いことか。
なんで日本人はベトナム人に比べて「ニコニコ」の数が少ないのでしょうか?
閉塞感の正体は同調圧力!?
思うに、日本で暮らすとなかなか自分のペースで生きれず
それが閉塞感やもやもやの原因になっているのではないかと思います。
結果、人生がつまらなくなり、笑顔の数が減ってしまう。
日本人は台風が来て電車が止まっても根性で出勤しようとします。
ベトナムに台風がきたときある社長さんが言いました。
「台風が来たら出勤できんやん。そんなん当然休みや。」
また別の社長が言いました。
「家でだって何かしら仕事できるやろ。当然休みや。」
もし、通勤に数時間かけてまで会社に行く意味がないなと感じても
「周りが出勤してるのに自分がいかないわけには・・・」
と自分のペースで仕事がしにくいのが日本です。
そこに仕事の効率がどうかなんて関係ありません。
用事があって早く帰りたくても
「まだ課長仕事終わってないな。先に帰るの気まずい。」
なんて考える人も多そうです。
早く帰りたい(定時で帰りたい)から超特急で仕事を片付ける!
そういう考え方で全く問題ないと思うのですが日本では問題大ありなんですよね。
日本には
何事も目立たず、周囲と同じことをしなければならない
という無言の同調圧力があり、その中で暮らしていくと
何事も目立たず、周囲と同じことをしてれば角が立たないしそれでOK
みたいな思考になっていきます。
いや、そんなことない。日本は個性を尊重している
という意見もあると思います。
でも少し考えてください。
みんなと同じ行動をしなかった人が
おかしな人、変わり者、異端児、友達少ない
等バカにされるのを聞いたことは何度もあるはずです。
そういうレッテルを張られたくないという恐怖こそが同調圧力だと思うのです。
ボクは高校時代「NIKE」のスニーカーが流行ってたときに
「adidas」のスニーカーを買って
めでたく「ダサい」「キモイ」の称号が与えられたことがあります。
先日、落合陽一さんが下駄を履いてラフな格好でニュース番組にでて炎上しました。
ニュース番組でスーツを着ていないのがおかしいというわけです。
そういう意見が全部ダメだとは思いません。
しかし、スーツを着ていようが、Tシャツを着ていようが
落合さんの発言には何一つ影響がないわけで
落合さんの発言内容について意見をぶつけ合うのが本質なはずです。
だって落合さんが出演したのはファッション番組ではなくニュース番組ですからね。
他にも
「質問する際「のど飴をなめていた」ことから懲罰委員会が開かれた」って小学生かw
質問した議員は議会に子連れできて物議を醸した緒方議員。
おっさんの醜い集団いじめの様相……。地方議員なんてなるもんじゃないねぇ……「のど飴」で混乱 熊本市議会https://t.co/GHekyqpp9b
— イケハヤ@ブログ年商1.5億円 (@IHayato) 2018年9月29日
こんなのもありました。「のど飴」で混乱って・・・w
最近では元SPEEDの今井絵理子議員が交際宣言をして炎上しました。
政治活動については無関心の層もこういう問題は嬉々としてバッシングする。
交際宣言をしたところで政治活動には影響ないと思うのですがどうでしょう。
結局、そうやって「同調圧力」を強めることで
自分自身が住みにくい日本を作ってる気がするんですよね。
同調圧力社会で長い間暮らすと、社会人になるころには
「有給休暇」は仕事に穴をあけるから取得できない。
「転職」は会社に迷惑だからできない。
「飲み会」には絶対参加。
嫌な人とも会わなくちゃいけない。
なんて発想になり、物事を自分のペースで決められなくなっていきます。
これって
嫌なことはみんなと同じペースで同じだけやりましょう
みたいな考え方で気持ち悪い。
何が嫌なことかなんて人それぞれ違うのに、はみ出すことは許されない。
「飲み会苦手なんで基本参加しないんですよ!」
と言いたいことも言えない世の中。POISON.
米グーグルOBによると
開発部隊でチーム全員が集まる会議は四半期に2回だけ(1回1時間とすれば年8時間)だそうです。
他方、1企業当たり年間30万時間——。
これはある大企業で、週1回の経営会議のために
経営陣と全従業員が費やしている“不必要な打ち合わせ”“ムダな会議”の合計時間です。
日本の大企業社員が、いかに上から下まで「会議」「打ち合わせ」と称して
群れること(責任を分散すること)が好きかよく分かると思います。
集団が「個」の自由を奪ってしまうと閉塞感を感じるのではないか?
ボクはそう思います。
事実、ボクはベトナムに来てから
日本に住んでいた時に感じていた「閉塞感」「もやもや」の類は
劇的に減りました。
朝起きた瞬間から
「今日も真剣に精一杯生きるぞ!!!」
と元気ハツラツです。
寝るときには
「今日も頑張った!!幸せや!!」
と思えます。そう思えることは
人生においてものすごく大切なことだったんだと今更ながら気付きました。
意味のないことを捨て、自分らしく生きることができれば
それは「閉塞感」を打破するカギになり得りえます。
Don’t worry be happy.It’s my life.
でわでわ。