シンチャオ!HOCです。
先日ツイッターに怖い話をツイートしました。
【本当にあった怖い話】
友だちのベトナム人が実習生として日本に行っていた。
10人で共同生活をさせられていて、群馬のど田舎なのに家賃は一人37000円払っていたらしい。10人×37000円=37万。
群馬の山奥のどこに月37万のアパートがあるというのだろう。
(続く)— HOC@VNblogger (@Hoc0088) 2018年7月25日
そのアパートは築60年で元々は墓地だったという。
そのアパートで10人は当たり前のように幽霊を見ていた。
夜中になると部屋の角に女性が現れて髪をとかしていたのだという。
そんな劣悪な環境でよく1年も頑張ったと思う。— HOC@VNblogger (@Hoc0088) 2018年7月25日
ベトナム人に対する家賃の搾取が恐い
ボロアパートに現れる幽霊が恐い
というトンチの効いたツイートだったんですが
後者の幽霊話を深く聞いてみると
鳥肌ものの話だったのでシェアします。
ベトナム人が日本で幽霊に憑りつかれるそうとう珍しい話です。
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ベトナム人が日本で体験した怖い話
ツイートにある通りこれはボクのベトナム人の友達の話です。
その友達、仮にAさんとしましょう、Aさんは実習生として群馬県に行っていました。
Aさんはそこで他のベトナム人実習生9人と
築60年のオンボロアパートで共同生活をしていました。
その部屋にはクーラーもなく夏場は相当寝苦しかったといいます。
ある夏の日Aさんが寝ていると突然金縛りにあいました。
隣で寝ている同僚に助けを求めようとして
なんとか目を開けると、部屋の隅っこで
見たことのない髪の長い女の人が座って髪を溶かしていたそうです。
Aさんは金縛りにあったまま気を失ってしまいました。
それからAさんは度々同じ女を部屋の中で見かけました。
そして何度もその女の夢を見たと言います。
Aさんとその女は決まって墓地にいて
その女から走って逃げ切ったところで目が覚めるそうです。
それをボクに説明してるときのAさんの腕に
鳥肌が立ちまくっています。
友達に言ってもその女性を見たのはAさんだけで誰も信じてくれません。
ある日、恐くて我慢できなくなったAさんは社長に聞きました。
Aさん「私が住んでる部屋に幽霊がでるんですが」
社長は一瞬びっくりした顔をして沈黙したあと
「そんなものはいない」と否定しました。
しかし、Aさんは社長の様子がおかしかったことが気になっていました。
そのことを近所のお婆ちゃんに話したところ
あのアパートは以前は墓地だったらしく
アパートに幽霊が出るのは地元では有名な話だと知りました。
ある日、Aさんと同僚数人はベトナム人の友達の家に泊まりに行ったそうです。
そのときアパートに残っていたのは2人の同僚で
そのうちの一人は
幽霊にビビってるAさんを一番バカにしてた同僚です。
夜、その同僚が寝ていると
その同僚もAさんと同じく金縛りにあいました。
そのあと、不思議なことに自分は天井をグルグル飛んでいて
寝ている自分を見下ろしていたそうです。
幽体離脱ってやつです。
ベトナム人も幽体離脱するからしい。
天井から部屋を見下ろすと寝ている自分がいる。
しかし、もう一人の同僚しかいないはずの部屋の隅に
座った女の人髪をとかしながら笑っているのを見てしまいました。
その日以来その同僚も幽霊にビビッてしまい
Aさんに信じなくてごめんと謝ってきたそうです。
その後Aさんは2年間ずっと悪夢に悩まされましたが
実習生として家族の期待を背負って来日しているため
帰りたくてもベトナムに帰れなかったと言います。
ボク「じゃあそのアパートはまだ幽霊でるのかな」
Aさん「いや、その女の人はもう出ないと思います」
ボク「え?なんで??」
Aさん「その女は今ベトナムにいます。ボクについてきました」
腕にびっしり鳥肌をたてながらそう彼は言いました。
エピローグ
Aさんのお姉さんは子供のときから占いが得意で
よくAさんを占っていたらしいのですが
Aさんが2年ぶりに帰国したときAさんを見るなり
「日本はどうだった?」とか帰国した弟を労う言葉をかけることなく
弟を見ながらぽつり
かわいいね
と言ったそうです。
Aさんはベトナムに帰った今でも
あの墓地で女の人から逃げるという悪夢を見るそうです。
どうでしたでしょうか。以上でこの話は終わります。
Aさんは女のことを話してる最中ずっと鳥肌全開でした。
うーん。こんなことって本当にあるんですね・・・。
最後におすすめのホラー小説を紹介させてください。
この本を読めばこの世で一番恐いものがわかります。
ブルブルできることを約束します。
夏なのでホラーが読みたいという人はぜひ!
でわでわ。