Xin Chaoです。ベトナム移住したHOCです。
僕は日本からベトナムにスーツケース1つだけで移住したので
当然、持っていく本は厳選しないといけません。
日本から連れてきた本たちはいつも僕を救ってくれる宝物です。
ということで、今回は僕が日本からベトナムに持って行った本を紹介します。
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岡本太郎「自分の中に毒を持て」
公務員を辞めるときも、ベトナムに移住するときもこの本が何度も僕を奮い立たせてくれました。
言わばこの本はモチベーション増幅装置です。
岡本太郎の名言
生き方
自分の職能だけに精進すれば尊敬もされる、報われもする。
それを根本的に疑ったり、捨ててしまえば生きてはいけない。
当時、ぼくは公務員でした。
公務員でまじめに働けば尊敬もされる、報われる。
それを根本的に疑ったり、捨ててしまえば生きてはいけない。
まさしく当時のぼくです。
公務員という生き方を否定しては生きていけないので
ぼくは自分の生き方を肯定し続けました。
本当はそれを捨てるのが恐かっただけなのにもかかわらず。
岡本太郎は「危険な道」を取ると宣言し、尊敬されることも捨てました。
常に捨て身で生きているような生き方は、本当に美しい。
当然、その時は多くの批判があったと思います。
それでも、自分の生き方を貫く。
こういう生き方は誰にでもできるものではありません。
しかし、心の中では自分に正直に生きることを望んでる僕のコアな部分にガツンと響きました。
岡本太郎の根底にあるのはチャレンジの精神です。
失敗してもいい。
人間にとっての成功は、自分の夢に向かってどれだけ自分が挑んだか、努力したかどうか。
たとえどんな結果になろうとも、精一杯挑戦した。それで爽やかだ。
精一杯挑戦する
それだけでいいんだと思えました。
ベトナム行きを決意した一言です。
生き方2
自信はない。
でもとにかくやってみようと決意する。
その一瞬一瞬に賭けて、ひたすらやってみる。
それだけでいいんだ。
また、それしかないんだ。
これ以上ないまっすぐな言葉を受けたとき、自分の浅ましさに気が付きました。
給料計算して、休みを数えて、いかに楽できるか考える。
そんな人生に真っ直ぐ「ノー」と言えるのが岡本太郎です。
たとえ批判を受けたとしても。
一瞬一瞬に賭けて、ひたすらやってみる。
シンプルな言葉ですが、当時のぼくに足りなかったものかもしれません。
将来ばかりをみて、キラキラしていない未来にウンザリしていました。
どれだけごちゃごちゃ考えたとしても最後は
ひたすらやる。それしかない。
心強い言葉です。
やらない理由
自分はあんまり頭もよくないし、才能のない普通の人間だから何も出来ないんじゃないか、
なんて考えてるのはごまかしだ。
そういって自分がやらない口実にしているだけだ。
この言葉はいつも逃げようとしてしまう自分に突き刺さります。
やらない理由なんて無限に用意できてしまいますが、それは単にチャレンジするのが恐いだけ。
頭の良し悪し、才能の有無、そんなものには関係なくただやってみようと決意する。
短い人生において「ただやってみようと決意」することがいかに大事なことかを教えてくれます。
まとめ
岡本太郎はどこまでもストレートでシンプルに突き抜けています。
この本を読むと、なんというか人間の本質に出会える気がするんですよね。
岡本太郎の魅力が伝わるように
この記事でも少しずつ岡本太郎の名言を足していけたらと思います。
とにかく代日本人全員に読んで欲しい名著です。