生涯のバイブル!吉田松陰「覚悟の磨き方」をぼくは毎日読み続ける。




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Xin chao!!ベトナム在住ひとりぼっち代表HOCです!

一説では今まで1万冊以上本を読んだと言われる伝説の読書家HOC氏。

 

その中で一番好きな本はなんなのか??

 

皆様が気になろうが気になるまいがいますぐ発表します!

それはこの本!!

 

「覚悟の磨き方」吉田松陰

 

大げさではなくすべての日本人に読んでいただきたい。

日本人の原点がここにあります。

この本を読むことで忘れていた何かをきっと思い出すことができるでしょう。

 

ぼくは松陰先生の教えが細胞レベルに染み込むほどこの本を読み込みましたw

 

実際、この本で覚悟を決めたぼくは

35歳のとき警察官を辞めて一人でベトナムに移住しました。

 

しかし、それもどうということはありません。

松陰マインドを手に入れたぼくは

インドでもアフリカでもこの瞬間飛び込むことができます。

 

あなたも吉田松陰先生から

ずば抜けた行動力を学んでください。

 

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そもそも吉田松陰って誰ですか?

吉田松陰のすごいところを挙げればキリがありません。

「絶対にこうする」と決めたら何があろうともやり遂げようとする

鉄の意思

黄金の精神

ずば抜けた行動力

そして先を見据える先見性

松陰自身がこのような思想は

極端であるし狂気だと自覚しています。

しかし、その狂気を持っている人は幸せだと言います。

 

そんな偉人の凄さはウィキではわかりません。

吉田 松陰(よしだ しょういん)

日本武士長州藩士)、思想家教育者山鹿流兵学師範。

一般的に明治維新の精神的指導者理論者・倒幕論者として知られる。

私塾「松下村塾」で、後の明治維新で重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えた。   

Wikipediaより

は? Wikipediaなめてんのか?

こんな説明では松陰先生のすごさは1ミリも伝わらんど!!

 

松陰先生のすごさを現代で例えるなら

大仁田厚並みの男気

ドナルド トランプ並みのクレイジーさ

蝶野正洋並みのカリスマ

を兼ね備えた天才と言えば幾ばくか理解してもらえるでしょうか。

 

もっとわかり易く言えば

空条承太郎と東方仗助がフュージョンした以上のすごさ。

本田圭佑にメッシのテクニックを加えた以上のすごさ。

叶姉妹と篠崎愛のおっぱいを足した以上のすごさ。

 

ありえないすごさというのは伝わりますよね?

とにかく松陰先生はすごいんです。

 

松陰先生と松下村塾

松陰先生がこの塾で師事したのはたったの2年程でしたが、この間に

高杉晋作

伊藤博文

山縣有朋

といった明治維新後の日本を作った偉人らが松陰先生から学び、多大な影響を受けました。

彼ら以外にも多くの偉人たちがこの塾から排出されています。

 

このことからも松陰先生は現代日本の始祖と言っても過言ではありません。

ぼくは日本の道徳と国語はこの本一冊で充分だと本気で思ってます。

 

それくらいこの本は素晴らしい。

「教えることはできないが一緒に学びましょう」

偉大な教育者である松陰先生のこの謙虚な一言に教育の在るべき姿が凝縮されています。

 

松陰先生の1番の魅力

ぼくがなぜここまで松陰先生に惹かれるのか?

 

それは松陰先生の

 

自分を信じる力。

つまり「最後まで信念を貫く生き方」

 

に心酔してしまったからだと思います。

 

松陰先生は命を懸けて自分を信じます。

 

たとえ死ぬことになっても

信念は絶対に曲げないのです。

 

死を前にしても自分を曲げないって

まるで漫画の世界の話のようです。

それほどの情熱がありながら思考は常に冷静です。

松陰先生半端ないって。

 

人は自分を信じられなくなったとき

物事を諦めてしまいます。

そして人の言うことに自分の人生を左右されてしまいます。

 

松陰先生は自分を貫きます。

どこまでも貫きます。

自分の信念を最優先するため

人が言う「それは無理だよ」「やめたほうがいい」系のマイナスの言葉に

決して毒されることはありません。

 

よく失敗を時代のせい、周りのせいにする人もいます。

しかし、松陰先生が現代に蘇っても必ず時代に影響を与える人物になるでしょう。

それほど「先見性」「行動力」「勤勉さ」「人徳」がずば抜けています。

 

松陰先生の型破りな行動の一例を紹介します。

鎖国時代に海外渡航を試みる

アメリカの戦艦に無防備で突っ込み一言「学ばせてくれ」

投獄されても勉強し続ける

自分の意見を伝えるために死罪覚悟で大名の暗殺計画を自分から暴露

これらのぶっ飛んだ行動もすべて自分の信念に基づいた行動なのです。

文末に「w」を入れてもいいほどのぶっ飛びぶり。

 

しかし、結果的にこれらの行動があだとなり

結果的に30歳という若さで死罪となってしまいます。

 

吉田松陰は

死罪の判決を受けた時も

まったく動じなかったと言います。

 

それどころか、付き添いの役人に

「今日もまたご苦労でございます」

と優しく声をかけ、静かに目を閉じたそうです。

 

首切り役は後に

「これほど最後の立派だった人は見たことがない」

と感服したそうです。

 

松陰先生は死ぬ直前まで吉田松陰をまっとうしました。

小さいことでごちゃごちゃ言ってる自分が恥ずかしくなります。

 

「死んでしまっては意味はない」

という人もいるかもいれません。

確かにそうかもしれない。

 

しかし、吉田松陰の生き方を見て惹かれるのは

たとえ短い人生だったとしても

花火のようにはじけて散るような強烈な生き方に

尊敬の念を抱くからだと思います。

 

松陰先生の名言

松陰先生は生前様々な名言を残しています。

その一つ一つがぼくにとっては本当に金言です。

過ちがないことではなく、

過ちを改めることを重んじよ。

 

自分の価値観で人を責めない。

一つの失敗で全て否定しない。

長所を見て短所を見ない。

心を見て結果を見ない。

そうすれば人は必ず集まってくる。

 

17、18の死が惜しければ、

30の死も惜しい。

80、90、100になっても

これで足りたということはない。

半年と云う虫たちの命が短いとは思わないし、

松や柏のように

数百年の命が長いとも思わない。

天地の悠久に比べれば、

松柏も一時蠅(ハエのような存在)なり。

 

法律をやぶったことについてのつぐないは、

罪に服することによってできるが、

もし人間道徳の根本義をやぶれば、

誰に向かってつぐないえるか、

つぐないようがないではありませぬか。

吉田松陰が発したすべての言葉が金言なので挙げればキリがありません。

一つ一つの言葉が本当に深い。

ぼくは流し読みすることなく一文字一文字の意味を考察して

生涯のバイブルにしています。

 

吉田松陰「覚悟の磨き方」をおすすめする

冒頭から「覚悟の磨き方」という本をおすすめしてきました。

この本のすごいところは

松陰先生の言葉を池田貴将先生が現代の言葉に変えて

わかりやすく訳してくれているところにあります。

 

この訳が本当に天才的なんです。

物語でもない活字なのに何度も泣きました。助けられました。

 

ぼくの人生を変えた一冊ですのでぜひすべての日本人に読んでもらいたい。

あとで読もうなんて温いことは言わずにすぐ下のリンクをぽちっとして購入してください。

一生のお願いをここで使います(*´Д`)

 

内容はぼくが保証します。

なんなら返金保証してもいいです。

日本人としての誇りを、矜持をこの本で取り戻しましょう。

「私の身がここで滅んだとしても、私の日本人としての魂はここに置いていくことにします」

 

追記(2018年1月13日)

 

最近、日本人から
 
「日本人は勤勉で優秀」という話をよく耳にします。
 
果たして本当にそうでしょうか。
 
 
 
ぼくは違うと思う。
 
 
 
 
日本人の多くの人は本気で勉強するのは人生で数回だけ。
 
中には0の人もいます。
 
吉田松陰のように生涯を通じて勉強し続けている人は少ない。
 
それでどうして「優秀」になれるのでしょうか。
 
 
 
現代日本では「努力や苦労はナンセンス」という人もいます。
 
例えば、仮想通貨で多くのお金を手に入れた人からみれば
 
毎日愚直に苦労するのはバカらしく見えるかもしれません。
 
 
 
しかし、「勤勉であること」と「お金を得ること」は全く別次元です。
 
勤勉な人は謙虚です。
 
ただお金を持っているだけの人には謙虚さがありません。
 
 
 
「日本人は勤勉」と言われるのは嬉しい。
 
それは謙虚であることと同義だと思うからです。
 
 
 
しかし、「謙虚」という言葉は
 
現在、日本人が自分たちだけで使ってるだけのフレーズです。
 
 
ベトナムに来てから1年以上経ちますがベトナム人から
 
「日本人は勤勉で優秀」と言われたことはありません。
 
「謙虚」と言われたこともありません。
 
 
むしろ
 
「日本人は家族を大事にしない」
 
「日本人は仕事だけ」
 
という言葉を多く言われました。
 
 
外からの評価と自己評価に乖離が起きている今の状態は
 
ある意味鎖国状態です。
 
こんなインターネットが普及した時代に変な話ですが。
 
 
内輪ですげーすげー言って盛り上がっていることの危うさは
 
まさに吉田松陰が危惧していたことです。
 
 
「日本人は勤勉で優秀」であることの本当の意味を
 
吉田松陰の覚悟の磨き方を通じて考えてみます。
 
 
 

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