堀江さんの「多動力」を読んで救われた話




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公務員から解き放たれたこともあり、僕はベトナムに来てから好奇心の赴くままに色々なことを始めました。

 

しかし、ベトナムに来てから、そのことを僕は何度も批判されました。

「(そんな色々やって)結局何がやりたいの?」

「一つの事を極めないと何をやってもうまくいかない。」等々。

主に年配の方に。

 

やってることを否定されるのは非常に耐えがたいことです。

どこへ行っても同じことを言われる(すべて日本人)ので少々食傷気味になっていましたし

僕は批判が嫌いなので、もうこういう人に会いたくないと思っていました。

 

そんなとき、出会ったのが堀江さんの「多動力」です。

第一章の「一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった。」

ビンビンきます。

僕を批判した人たちにもっと言ってくれ!!

確かに一つのことを極めるっていうのは方法論としては有効ででしょう。

でもそれを言う人たちのほとんどが何も極めていないじゃないですか。

物事を極めた境地の何を知っているというのだろう。

 

とにかく始めてしまえば、必要な知識やノウハウはおのずと身につく。

これって「ノリ」のことだと思うんです。

「ノリ」は現代ではものすごい武器になると思っていて、逆に「ノリ」がないと世界の変化のスピードについていけない。

社会人になる前は「ノリの良さ」って人気者のパロメータみたいにだったのに

社会人になるとこの「ノリの良さ」が疎まれるようになります。

苦労や下積みのない「ノリの良さ」で成功した人はなぜか叩かれる傾向にあります。

 

「ノリが良い」っていうだけだとなんとなく軽い印象があるので「多動力」という言葉を作ってくれた堀江さんに感謝です。

同じような意味でも言葉で人に与える印象は全然違いますから。

 

三つの肩書をもてばあなたの価値は1万倍になる

「一つの事を極めないと何をやってもうまくいかない。」という年配の方のアドバイスと堀江さんの主張は真逆をいきます。

堀江さんは一つのことを軽視しろといっているのではありません。

「一つのことのサルのようにハマれ」とも言っていますから。

 

プロ野球選手が野球を極めようとしても多くの選手がイチロークラスにはなれません。

なので縦だけではなく横を見る視点も必要だと思うのです。

ハマる力=物事に夢中になる力も必要ですが、堀江さんは

「100人に1人」×「100人に1人」の掛け算により「1万人に1人」の人材を目指すべきであり、そのために3つ以上の肩書きを持つこと

奨励しています。

いいぞーいいぞー。もっと言ってくれー。

 

そして一番「いいぞーいいぞー。もっと言ってくれー。」と思ったのが

電話をかけてくる人間とは仕事をするな

という意見です。

僕はずっと電話が嫌いです。

電話が鳴ると鬱になります。

よって、出たくないときは電話に出ません。

そのことでもずっと批判されてきました。

「なんで電話にでないの?」と。

そりゃあ掛ける方は自分の好きなときに相手の電話に掛けれるから

ストレスは感じませんよ。

しかし、電話を受ける方はどうでしょうか。

電話が掛かってきて欲しいときってありますか?

僕はほとんどないです。

仕事してるとき、勉強してるとき、映画を見てるとき、人といるとき、寝てるとき。。。

いつ掛かってきても邪魔です。

 

唯一、人と話したいときは掛かってきたら嬉しいですが、そんな状態のときはほとんどないし

僕の心の状態を読んでピンポイトで掛けれる人がいるはずもありません。

また、電話を受けると切りにくいし、想定以上に時間を取られるのもデメリットです。

堀江さんが主張するように隙間時間に要件を確認できるメールやLINEが合理的です。

例えば、仕事の休みの連絡をLINEですると怒る人がいるようですが、僕が上司だったらLINEでの連絡を奨励します。

電話だろうがLINEだろうが受け取る情報は同じですし、LINEなら通勤中の電車の中でも確認できますから。

 

まとめになってないまとめ

堀江さん、もっと言ってください。

全く合理的でないことでも慣習によって否定されてしまうことは非常に悲しいことです。

堀江さんのような影響力がある人がそれをズバッと言ってくれることはありがたい。

ぼくが言っても

「何言ってんだ?こいつ?」で終わってしまいますから。

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