みなさんこんにちは。
ベトナム在住漫画好きダンディーHOCです。
今回はマンガの話です。
「あなたに呼びかけている」
これを見てヒカルの碁最終回のタイトルが浮かんだあなたはぼくの親友です。
は??え??
ヒカルの碁を知らないだと?
知らないならすぐ古本屋で買って読んでください。
1冊100円で買えるはずです。
おもしろさはぼくが完全MAXウルトラ保証。
ヒカルの碁は読まないで死んだら損するレベルの良書だと断言します。
ヒカルの碁とは?
『ヒカルの碁』(ヒカルのご)は、ほったゆみ(原作)と小畑健(漫画)による囲碁を題材にした日本の少年漫画。
単行本は全23巻(完全版では全20巻)。累計発行部数は2500万部[1]。2000年に第45回小学館漫画賞、2003年に第7回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した。
絵はデスノートの小畑健さん。
ヒカルの碁前半は少年漫画チックな画風だったのですが、後半の絵のうまさは特筆すべきものがあります。
超大雑把なストーリーは以下の通り
平凡な小学生の少年が天才囲碁棋士の霊に取り憑かれたことで囲碁の世界に巻き込まれ、「神の一手」を目指す姿を描く作品。
ヒカルの碁の何がおもしろいと言えばズバリ「ヒカル」の成長。
そして「神の一手を極める」という物語の根底に流れるテーマも壮大で哲学的な世界感を醸し出します。
ぼくはヒカルの碁は「囲碁版のスラムダンク」だと思っていて
主人公ヒカルの成長はスラムダンクの桜木花道の成長に通じるものがあります。
これをスラムダンクの井上雄彦に匹敵する圧倒的画力で描かれたら感動しないわけはないのです。
ちなみに、ぼくが思う「日本3大絵が上手い漫画家」は
井上雄彦
漫画太郎
荒木飛呂彦
そして次点で小畑健。
ぼくは絵に魂が入ってる漫画家を好みます。
上記作者の画力はもはや芸術レベルです。
絵を家に飾りたいほど美しい。
どう考えても彼らはどらちゃんの作者より画力は上だと思う。
異論は認めます。はい。
あなたに呼びかけている
最終回はファンの間で賛否両論だったそうですがぼくの中では「有り」です。
これもスラムダンクと似ていて
「最終回のその後」が気になって仕方のない終わり方をします。
ぼくはその最終回が全話の中で一番好きなのです。
最終回をブログで紹介するほどにね。ふふふ。
好きな理由1 ヒカルの涙
なぜ碁を打つのか。
ヒカル「・・・・・・・・・遠い過去と
遠い未来をつなげるために」
このヒカルの号泣シーンではさすがのHOCも泣かずにはいられません。
遠い過去と遠い未来をつなげるために
(ヒカルにとりついた平安時代の天才棋士、藤原佐為の囲碁と遠い未来の囲碁を繋げるために)
そのために俺はいる。負けてもそれは変わらない。
ただ今は負けたことがただ悔しい。
この場面・・・感動しかないわ。
好きな理由2 哲学チックな要素
ラストは囲碁を超えて人が生きる意味にまで言及。
ヒカルのセリフを聞いた中国棋士の楊海さん。
「なぜ碁を打つのかもなぜ生きているのかも一緒じゃないか」
碁に限らずぼくたちが生きている意味自体が
「遠い過去と遠い未来をつなげるため」だという。
そしてヒカルの永遠のライバル塔矢アキラ。
「行こう進藤。これで終わりじゃない。終わりなどない」
アキラ・・・。
お前最高かよ。どんだけかっこいいの。
「オチ」の部分で唯一納得いかないのは最後ヒカルが負けたこと。
伏線的には勝つ流れだったのになぜ???
スラムダンクだって最後山王に勝ったでしょう・・・(´・ω・`)
ヒカルを負けさせる意味がよくわかりません。
一説によると韓国、中国の囲碁協会から
「なぜ我が国の棋士が日本より弱いんだ」
と苦情が入ったとか入らないとか。
とうことで全韓国人、中国人、日本人に強くおすすめします。
またみんなでヒカルの碁ブームを作り出すんだ!!