Xin Chao!!ベトナム在住者HOCです。
ベトナムから日本に一時帰国しました。
7か月ぶりくらいの日本です。
いやぁ、久しぶりですなぁ、ジャパン。
去年は3か月に1度日本に帰っていたので一時帰国したときに何かを感じるということは特になかったのですが
今回、久しぶりに日本に帰ってきていろいろ感じることがありました。
悪魔的に静か
ベトナムはバスの中、電車の中、映画館の中、レストランどこに行っても静かな場所はありません。
家の中いるときですらバイクのクラクションの音が一日中聞こえてきます。
音に対するストレスがないと
これほどまで心が穏やかになるのかと自分でもびっくらこきました。
日本人が映画館やレストランに100人集まってもとても静かです。
ベトナムでは人数に比例してガヤが増します。
映画を見ながら電話をする人、大声でおしゃべりを始める人・・・。
レストランで走り回るガキんちょ・・。
単にマナーの問題ですが
日本の悪魔的静かさには癒されます。
悪魔的に清潔
道路から生ごみのにおいがしない!!
トイレから異臭がしない!!
着ているシャツがヨレヨレじゃない!!
歌舞伎町とか例外はあるにしろ、日本は道路にゴミは落ちてないし、深呼吸できるほどにキレイ。
一方ベトナム人は常にマスクをして完全防御。
日本と比べてしまうとベトナムのすべてが汚く見える。
とても外で深呼吸などする気にはなれません。
基本的に空もどんより。
PM2.5も中国並み。
ベトナム人に対しては胸を張って日本は美しいと言えます。
悪魔的にサービスがいい
居酒屋の店員が外まできて「ありがとうございましたっー!!」
こんなことはベトナムではありえません。
飲食店でテーブルがふかれてないとか
頼んだ料理がこないとかそんなことは多々あります。
その場合テーブルは自分でふくし
料理が来ないときは「早く持ってきてけれー」と
自分で催促するしかありません。
日本人はお客様は神様的な考え方が根強くあって
ファミレスや吉野家とかにまで完璧なサービスを求めますが
ベトナムは全然違います。店員も客も平等です。
客の立場からすると日本のサービスはものすごく丁寧で素晴らしい。
サービス業の人は相当疲労するでしょうが・・。
悪魔的に楽
なんというかベトナムに比べて生活全般が楽です。
日本語が通じるというのが一番大きい。
海外在住の方はわかると思いますが
すべて日本語で説明して、それを理解してもらえるというのは本当に楽です。
そんな当たり前が海外にはありません。
ネットでの買い物は指定の日時に届くし、電車も時間通りに来るし、順番抜かしもされないし
あらゆる場所に冷暖房が完備されてるし、本当に日本という国は快適です。
日本人として生まれただけで勝ち組というのは本当ですね。
悪魔的に誘惑が多い
ではなぜ、ぼくがこんな快適な国を捨てまたベトナムに戻るのか?
その答えはここにあります。
誘惑が多すぎるからです。
友達からの誘いもある。
元同僚からの誘いもある。
日本には家族もいる。
カラオケ、ボーリング、映画、レストラン、女遊び
ドライブ、温泉、パチンコ、遊園地、動物園、水族館・・・
あげればキリがありません。
友達に会ったり、家族と過ごす時間はかけがえのない時間。
遊んでる時間は本当に楽しい。
だからこそ、相当のファイターでなければ誘惑に負けてしまうんです。
ぼくのような凡人が突き抜けようと思ったら2倍の努力が必要です。
しかし、ぼくのようなあまちゃんが日本にいたら少なからず遊んでしまうことは明白。
本当は、そうやって遊んで死んでいく人生も悪くはないなと思ったりもしますが
遊びを捨てて頑張ると決めたのでぼくはベトナムに帰ります。
友達と100万回遊んでもなりたい自分に絶対たどり着けないから。
彼女と100万回ディズニーに行ってもなりたい自分に絶対たどり着けないから。
涙を飲んで帰ります。辛くても帰ります。
人生の後半はすべて「投資とビジネス」に賭けたい。
まだ投資を勉強して5か月のルーキーですし、ビジネスもうまくいってるとは言えませんが
一生を賭けて挑んでいきます。
話が脱線しますが
帰国間際、自分を追い込み過ぎて「死」を感じるところまで行きました。
友達、女、飲み会、一切の遊び、人との接触を絶った結果です。
夕食はHAOHAO(ハオハオ)かスニッカーズ1個。
ずっと部屋にこもって勉強していました。
体重は7キロ落ちました。
体調が悪すぎて本当に危なかったw
顔もしょぼしょぼして仙人様みたいになっていました。
今生きてるから良かったものの、成功を焦り過ぎましたのだと思います。
成功より成長を重視して一歩ずつ進んで行くことが大事だと再確認。
そんなこともあって力の抜き方を覚える必要性も感じましたが
それでも、日本はいい国過ぎて戻れないのです。
ぼくはベトナムで「うさぎとかめ」のかめさんになります。
「アリとキリギリス」のアリさんになります。
おそらく日本にいたらぼくはかめやアリにはなれません。
死なない程度に限界を攻めていきたいと思います。