【メリットデメリット】ベトナム大学院卒業して感じたことを正直に書く




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シンチャオ!HOCです。

突然ですがお知らせです。

2020年7月20日に無事ハノイ国家大学の修士課程を卒業しました!

 

ということでボクの愚痴を中心に

ベトナム大学院に行って感じたことを紹介していきます!

 

個人的な感想になりますが

ベトナムの大学ってどうなの?

と気になっている方は本記事を少し参考にしていただければと思います。

 

さて、大学院を卒業したボクですが

通常は2年で卒業できるところを

卒業までに4年近くかかりました。

 

苦労した分、正直めちゃくちゃうれしいです。

 

思えば全く卒業できないループに陥り

気持ちが折れかけたこともありました。

 

「大学の管理の甘さ」に対してイライラが止まらないこともありました。

フガフガフガフガ!!!!

 

2016年に入学したボクですが

一昨年前の2015年のクラスにも混ざって

2年間がむしゃらに勉強してもなぜか卒業できず。

 

一度単位を取った授業でも

名簿に名前がないとかいう謎の理由で

もう一度テスト受けさせられたりもしました。

 

名簿に名前がないって俺の落ち度なのか?そうなのか??

なんて考えてるうちに担当の先生が変わったりして

またその新しい先生に講義受けてないとかごちゃごちゃ言われたりします。

引継ぎがちゃんと行われません。

 

校庭をグルグル走ってるだけでゴールが設定されていないような感覚。

無限ループ地獄。

 

結局、ボクは

2015年度、2016年度、2017年度、2018年度、2019年度

のクラスを(学校の指示で)掛け持ちさせられました。

 

ちゃんと管理してくれよ!!

と大学に文句を言ったこと数回。

そのたびに

「我々の管理は・・・ニャムニャムニャム(ベトナム語)」

「フランス統治時代の格式高い・・ニャムニャムニャム(ベトナム語)」

 

何が我々の管理だ。ばかやろう、このやろう。

日本の中学生にエクセル使わせた方がまともな管理するわ!ぼけ!

と言えるわけもなく、ただ黙って耐えました。

 

連絡事項もわけわかんない文章をフェイスブックに1回投稿するだけ。

質問しても返事なし。

試験の部屋が変更されても私にだけ連絡なし。

試験の部屋を求めて大学内の部屋をのぞいて周るという

一人ドラクエをしたことも数回あります。

 

この管理適当問題は初年度から発生していて

もう何回同じことを学校側に説明したかわかりません。

そのたびに「また連絡する」みたいなことを言われ

結局折り返しがない。

 

ボクが知りたいのはただ

卒業の仕方、それだけなのです。

 

「卒業」

そんな高度なことを求めるボクが間違っているのでしょうか。

 

夜間授業が前提のはずなのに

日中ゲリラ授業があったり

平日に突然呼び出しされたりで

仕事に支障でまくりでした。

彼らに対しては一週間前の授業の告知も期待してはいけません。

すべてがゲリラなのです。

最後の方は仕事を休んででも大学に行かないと

卒業させてもらえないという鬼ルールでした。

 

許可をもらって帰国したのにめちゃくちゃ怒られたあげく

単位を落としたこともありました。

 

多くは語れませんがお金が必要だったこともありました。

 

今回、大学だからちゃんとしているということもわかり

ベトナムはやっぱり雑!!

この思いがさらに強くなりました。

 

とはいえこの記事の目的はベトナムをバッシングしたいとか

そういうことではありませんので

最後に修士課程を卒業して良かったこと、メリットをお伝えして終わります。

 

ベトナムの大学院に行って良かった点は以下の通りです。

①授業がベトナム語、論文もベトナム語で書くのでベトナム語に強くなる

②たまに「すごいね~」と言ってもらえる

③日本の大学より費用が安い

以上です。

 

この記事を読んでいるあなたもぜひ良いベトナム大学ライフを!

 

 

 

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