「家族だから助ける」のか「助けるから家族」なのか




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Xin chao!哲学者HOCです。

ギブアンドテイク では「ギブが先」というのは常識ですね。

そのことについて

ベトナムのカラオケ嬢(キャバ嬢のようなもの)が興味深い話をしていたので紹介します。

この話は浅いようで深い。深いようで浅い。

そんなお話です。

 

そしてそんな話だけに結論が出ずにいます。

偶然このページに訪れたみなさま、これも何かの縁です。

良い結論をぼく下さい。

 

 

困ったときに助けてもらってはじめて他人と家族になろうと思える

ベトナムのカラオケ嬢の主張は簡単で

何か困難があったときに

結婚したから(家族だから)助けるのはおかしい

ということです。

これがカラオケ嬢の意見。

 

話のくだりはこうです。

嬢「日本に留学したいけどお金が足りない。100万貸して」

僕「は?君はぼくの家族か?他人に100万は貸せない」

嬢「私と結婚してたらお金出すの?それは違うよ。

  困ったとき(今回はそれがたまたまお金の問題)に助けられるから

  この人と結婚しようってなるんだよ」

もっと細かい話をしましたが要約するとこんな感じ。

つまり、先に金を出せということです。

そのあと愛を与えると。

 

結婚したから協力し合うのではなく

協力し合えたから結婚する

とも言っていました。

 

もちろんこの話はすぐ断りました。

しかし、この話はものすごく興味深い。

 

この子とは知り合って1年で好かれてるのはわかりましたし(彼女ではない)

それなりの信頼関係もあったとぼくは思っています。

 

100%お金目当てだと思ってしまったら面白くともなんともありませんが

5%くらいはぼくを信頼して言ってるのか?と思える節もあったのです。

 

というのも、鼻から留学の話は嘘っぱちでお金をだまし取ろうとするのならば

もっと同情を誘うような話も作れたと思うのです。

お母さんが病気とか、バイクが壊れて生活がどうにもならないとか。

とはいえ素直にお金を払ったとしても

ちゃんと留学に行くのかは怪しいところですが。

 

ぼくが考えさせられたのは以下の2点

信頼関係があるからお金の話ができるのか

もし彼女のことが好きならお金を出すべきなのか

 

信頼関係があるからお金の話ができるのか

お金の話って日本人は総じて得意じゃないですよね。

信頼してる人にこそお金の話をするのか?

日本人的発想をすれば答えはNOです。

信頼していてもお金の話は簡単にはできません。

むしろ信頼している人にほどお金の話はしたくないという人もいると思います。

 

それでも、銀行から借りれないという前提で

もしぼくがどうしてもお金が必要だったらやっぱり信頼してる人からお金を借りようとします。

しかし、全く知らない人からお金を借りた方が気が楽かもしれません。(借りられるなら)

そう考えると答えがなかなかでません。難しい。

 

カラオケ嬢も日本人ならお金を持ってると考えて言ってきたのか

本当に信頼してるから言ってきたのか定かではありません。

(おそらく前者ですが)

 

あなたならお金の話は誰にしますか?

 

もし彼女のことが好きならお金を出すべきなのか

はっきり言ってそのカラオケ嬢にお金を貸すほどぼくは彼女にハマってません。

貸したら貸したで返ってくる可能性は0ではないと思いますが。

 

ほんとうは自分の夢だったら自分で稼ぐくらいの気概をみせろと言いたかったのですが

理解はしてもらえないだろうと思ってそれは言いませんでした。

 

ちなみにその子はかなり考え方が甘い子で

日本に留学したいと言いながら今はまったく日本語を勉強してません。

留学が決まったら始めるというのです。

 

話にならないといえばそれまでですが

でも、もしも、本当に好きな人から「お金貸して」って言われたらどうするのか。

それを考えるとおもしろい。

 

このブログではお金の記事を何度も書いていますが

ぼくはお金を命そのものだと思っています。

 

お金のために嫌な仕事をするとかそういう人生は望みません。

人間の時間は有限です。

できることならその時間を好きなことに使いたい。

 

投資で1億を年利10%で運用すれば1000万

100万なら同じ10%でもたった10万です。

元手は多くないと戦えません。

時間を獲得するためにお金は必要なのです。

 

しかし、愛する人がその命ともよべる元手を貸してくれと言ってきたらどうか。

理由にもよるのでしょうが、例えばそれが留学とかだったら。

 

「お金の問題は自分でなんとかしてください」

言えないなぁ・・・

なんとか助けてあげたい。

じゃあ貸すのかと言われればそれもできないw

それは自分の夢が遠ざかってしまうことだから。

 

実際どうするんでしょうね・・・

冒頭にも書きましたが答えがでないのですよ・・。

 

 

まあ、実際にそういう場面に遭遇したら

そのときはそのときのぼくが考えて答えを出すのでしょうが・・。

 

もう朝の4時。

そんなことを考えてぼくはもう逝くことにします。

 

でわでわ。

 

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