日本人とベトナム人の給与に差をつけるべきか考察してみた




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シンチャオ。HOCです。

 

もしもあなたがベトナムで働いているとします。

そのときにベトナム人Aさんとあなたが同じような能力だった場合

給料に差をつけるべきかどうか。

人種に関係なく給料は同じにするべきか。

あなたはどちらを望みますか。

 

これについては賛否両論ありそうですが

ボクは「日本人という理由」だけで給料水準を上げて欲しいと思っています。

当然ボクが日本人を雇用するときはその辺を考えます。

 

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日本人を日本人として見て欲しい理由

「日本人という理由」だけで給料水準を上げて欲しいと考えるその理由としては

① 額面の給料が同じだったとしても、年数回自腹で日本に帰るなら実質その給料はベトナム人より低くなってしまう。

  「そんなの自分の勝手でしょ」という意見もありますが

  日本行きのチケットの値段を悩んでる生活で最高のパフォーマンスを仕事で出せるとは思いません。

② 月10万程度では将来日本へ帰るという選択肢が消える。

  ①の理由と似ていますが

  例えば月10万の給料の中から1万円ずつ貯金をしていったとしても

  数回の帰国でそのお金は吹っ飛びます。

  日本で久しぶりに友達と会う、家族と外食するなんてしたら・・・

  将来日本に帰るとしたときにある程度まとまったお金がなければ

  帰りたくても帰れないなんていう状況になりかねません。

  お金の問題で日本へ帰りたくても帰れない状況は幸せとは正反対です。

 

かれこれ3年前、ボクがベトナムに来たばかりのころ

このような問題を当時の社長と何度も話し合いました。

社長はいつも

「あなたの考え方は被雇用者 (Employee)の考え方だ。」

とボクを非難しました。

なんとなく納得していた反面

なぜに被雇用者 (Employee)が経営者の立場を考えなくてはならないのか不思議に思っていました。

それはまるで

監督が選手に意図を理解してベンチでも納得しろと言っているようなもので

先生が生徒にお前らの意見はどうでもいい。俺の意見が絶対だと言っているようなもので

買い目線の投資家に売り目線になれと言っているようなもので

ベトナム人に日本人の気持ちわかれよバカヤローと言っているようなもので

違和感があるのです。

最終的に給料を払ってもらえなくなったりもしたのですが

それも

「あなたの考え方はEmployer(雇用者)の考え方だ。」

ということなのかな?w

視野を広く持つことは大事なのは言うまでもないことで

それでもEmployerはEmployerの視点でいいんでない?

少なくともそれは悪いことではないと思うのです。

 

日本人の価値は

生活水準は人それぞれですので一概には言えないですが

例えお金が充分にあったとしても生活コストを上げたくないボクの場合

月10万あればベトナムで暮らすのは余裕です。

しかし、もしボクの周りが日本人だらけの環境ならこうはいかないでしょう。

夜ご飯は日本料理屋で

週末はゴルフ

お酒はカラオケで

という生活なら+10万くらい必要です。

何が言いたいかというと

日本人がベトナムで日本人らしい快適な生活を望むと

けっこうお金がかかるということです。

 

しかしながら

全く同じ能力で給料に差をつけるのはある意味差別になります。

じゃあどこで+10万円分の価値を見い出すのかというと

それも「日本人である」という価値でいいと思います。

日本人が日本人であるためには基本的に

日本で生まれ育ち、日本の教育を受け、ある程度日本人感覚を持つ必要があります。

その感覚を持つために20年以上費やしてきたわけです。

この感覚は資格欄には書けませんが、見方によっては価値になり得ます。

 

一方ベトナム人が日本人感覚を身に着けるのは相当ハードルが高いです。

一朝一夕で身に着けられる感覚ではありません。

 

「こんなこと日本人なら言わなくてもわかる」

という常識がベトナム人には通用しません。

それが良いとか悪いとかの問題ではなく

日本を完全に理解していて

母国語で問題なくコミュケーションができ

かつベトナムで働いてくれる人材

ってだけでも価値があると思っています。

さらに私のようにベトナム語を使えてベトナムについても深く理解しようとしている人材なら

なおさら価値が高まりますw

かなり強引な意味づけですが。

 

色々書きましたが

最終的にはボクが言ったことというのは

個々の会社が決めること

であり、また

どの会社を選ぶかも自分で決めること

です。

しかし、あくまでも私の感想として

日本人を安く使おうとしている会社はろくな日本人は集まらないと思っています。

優秀な人はそんな会社を選びませんから。

最終的には日本人も安心して働ける会社にいい日本人の人材が集まると思っています。

これからは愛の時代です。

 

もしも日本から駐在員として日本人をベトナムに派遣すればコストは相当なものになります。

そういうお金はすんなり出せるのに

現地採用というだけど途端にお金を出し惜しむというのは

「なんだかなぁ」と思います。

会社の台所事情も様々なのでボクが意見を言うのはおこがましいですが。

 

今回ボクが言った意見というのは少数派の意見だと思っていますし

正しいとも思っていません。

しかし、ある社長に

「ベトナム人と日本人給与は当然に差をつける」

「だってベトナム人と同じ給料じゃ暮らしていけないし日本へ帰れないだろ」

という言葉をもらったときにものすごく安心感を覚えました。

何度も言いますがどちらが良いとか悪いとかではなく

ただ単にボクがそういう立場を取りたいという話です。

なので「ベトナム人の給料は安くて当然」という話ではありません。

 

なんとなくとりとめのない話になってしまいましたが

こういうコラム的な記事書くのは久しぶりなのでご容赦ください。

さて、そんなことを考えながらそろそろボクは逝くことにします。

でわでわ。

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ABOUTこの記事をかいた人

hoc

ベトナムハノイ在住。37歳。独身。 2016年、公務員を辞めてベトナムへ。 資産1億円と自由な生活を目指して奮闘中。