人には誰しもツイてないときというのがありますよね。
そんなときはどう考えれば良いのか。
先日ぼくが体験したツイてない一日のエピソードを交えながら
考察していきたいと思います。
ハノイのいちばん長い日
その日はぼくのお世話になった友人の知り合いがハノイに来るということで
その人をハノイのBARに連れて行く約束がありました。
ぼくはその方と会うのは初めて。
当日の23時、ぼくはタクシーで待ち合わせ場所に向かいました。
が・・・
財布がない!!
バッグの中にもポケットにも財布がないんです。
どこかで落としたらしい・・・(´・ω・`)
「ベトナムは盗難が多いから気を付けてください」とドヤ顔で言わなきゃいけない立場の
ぼくが財布落としてどうすんねん・・
財布の中にはベトナムの銀行のキャッシュカードが入っていたため
現金をおろすこともできません。
海外でこれを食らうとかなり悲惨です。
手続きに時間がかかりますし、不安も大きい。
さらにお金が1円もないため
初対面の人にお金を無心しなくてはなりません。
最悪や。恥ずかしすぎる。
海外で財布紛失
これがハノイのいちばん長い日の「ツイてないこと1」
しかし、これはこれから始まる悪夢の序章にすぎませんでした。
その後、その方と合流しBARなどで楽しくお酒を飲み解散。
時間は深夜3時。
アパートに帰るとシャッターが下りています。
ご安心あれ。ぼくはシャッター開閉のリモコンを大家さんから預かっています。
OPEN!ピッ。
シャッター「ガっががが・・・」
あれ、おかしいな。
OPEN!ピッ。
シャッター「ガっががが・・・」
なんとシャッターが開きません。
ハノイの路上に取り残された日本人。
財布を失くしたのでお金もありません。
雨まで降ってきた。
最悪や。さあどうしましょう。
海外でホームレス
これがハノイのいちばん長い日の「ツイてないこと2」
さらにその後体調が悪化。
ウン〇トラブル。
頭が痛いし下痢ピー。
体調が悪くて鳥肌が立ってきます。
最悪や。
ウン〇トラブル。
これがハノイのいちばん長い日の「ツイてないこと3」
たった一晩で「ツイてない」の三重奏。
3つの「ツイてない」が素敵なメロディーを奏でます。
ではこの3つのツイてないをどのようにハッピーに変えるのか?
考え方を考察します。
ツイてない時の対処法
先ほど書いた3つのツイてないことって
本当にそこそこツイてないことだと思うんです。
海外で財布を失くす、海外でアパートに入れない、海外で体調不良なんて
ほとんどの人が経験していないこと。
そんなときどう考えればいいのでしょうか。
ぼくはまず
「人のせいにしない」
ことが重要かと思います。
なぜなら人のせいにした瞬間にイライラするからです。
どんなことであれ自分の身に降りかかったことはすべて自己責任。
すべてです。ぼくは常にそう考えるようにしています。
ツイてない上にイライラしたら状況はより悪化します。
しかしながらそう考えると次に押し寄せてくる感情が
「ネガティブな感情」です。
財布を落とした最悪な自分。わきが甘い自分。
自分はツイてないと思い込んでしまい、ネガティブな感情に支配されます。
引き寄せの法則的に言うなればこれは非常に良くないことです。
ネガティブが新たなネガティブを呼んできてしまいます。
ですので究極的にはどれだけツイてないことが起きたとしても
「ALL IS WELL!!(きっとうまくいく)」
というポジティブな感情を持たなくてはなりません。
ぼくも「ネガティブな感情」に支配されることは当然あります。
しかし、ピンチになればピンチになるほどそれを切り抜けたときの自分を想像して
ニッコリできる変人でもあります。
たしか、昔読んだひすいこたろうさんの本にピンチのときこそ逆に
「おもしろくなってきた!」
と敢えて言いましょうという内容のものがありました。
まさにそれです。
もう起こってしまったことは仕方がありません。
その事実は変えられない。
であるとするなら
大切なことはいかにそれに対処するか
そのことだけに集中するべきです。
「ツイてないなー」なんて100万回言ったところで事態は好転しませんから。
それに大概のことはどうにかなるんです。
今回は友達の知り合いの方(Hさん)に本当に迷惑をかけてしまいましたが。
(Hさん本当にありがとうございました)
海外で財布紛失「ツイてないこと1」は
Hさんがぼくのタクシー代からBARの料金まで全て支払ってくれました。
会うのは初対面ですがぼくのことを本気で心配してくれて
一発で好きになりました。
必ずお返しします!!
海外でホームレス「ツイてないこと2」は
大家が起きてきてくれて小窓からホテル代を渡してくれました。
ベトナム人のことだから知らんぷりをすると思いきや
深夜3時に起きてくれるというナイスガイ大家!!
ウン〇トラブル「ツイてないこと3」は
ホテルのおばばに正露丸的な薬をもらってうんちして解決。
一泊1500円のかび臭い宿でしたがなんとか生存できました。
ぼくの分身が肛門から「おはよう」と言いかけていましたが
出してしまえばどうということはない。
あっさり解決です。
そして最終的に寝て起きればだいたいのことはスッキリします。
それでも解決しない悩みがあるのなら
その悩みは戦略的に解決したほうがいい。
財布紛失で言えば
1 生活費を誰かに借りる
2 銀行でカードの再発行
やることはこれだけです。
どう考えても一年後まで残る悩みの種類ではありません。
だったら解決策を一つ一つ実行するのみ。
一年経てば財布を落としたことなんてなんとも思っていないはずです。
ツイてないよーどうしよーどうしよー
はぼくちゃんたちのやること。
ぼくたちダンディー軍団はスマートに困難を切り抜けられるはずです。
ウン〇は焦りましたが(笑)
「ALLISWELL」大切なことは全部映画【きっとうまくいく】が教えてくれる