お金とSEXを追い求めても虚しくない理由




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人間の欲望は留まることを知りません。

お金を持てば持ったでもっと欲しくなる。

SEXをして一時は満たされてもまたSEXを欲する。

地位や名誉もそんな感じなのかもしれません。

しかし偉人は言います。

「そういったものを追い求めると人生の虚しさは拡大する」と。

 

お金とSEXでは満たされないのか

お金とSEXだけでは満たされない。

それはそうかもしれません。

しかし、そもそもぼくはすべてに満たされた状態なんて今まで感じたことはありません。

あったかもしれませんがそれはほんの一瞬だと思います。

SEX直後とかボーナスをもらった直後とか。

 

最近ぼくは思うんです。

人間は決して満たされない生物なのではないかと。

哲学ですな。

 

しかしテレビを観ても、SNSを見ても、周りを見てもそう感じます。

例外なくみんな何かを求めています。

満たされるということは欲の終わりです。

そんな状態になることってありますか?

 

偉人に反論するようで申し訳ないのですが

ぼくは何かを求めても虚しさは拡大しない

と思ってます。

それが何であろうと。

人間は常に何かを求めているとぼくは確信しています。

 

SEXが終われば次のSEXを求める。

お金を持てばさらに求める。

言葉にすると卑しい感じがしますが、それが事実だし、それでいいと思ってます。

例えば食欲。一度お腹いっぱい食べても次の日にはお腹が減る。

睡眠もそう。たくさん寝ても次の日には眠くなる。

それを卑しいとは考えません。

一時的に満たされてもまた食べる寝る。SEXする。お金を欲しがる。

これって虚しいことですか?

 

ぼくは「お金やSEXを求める」のと「虚しくなる」のは切り離して考えます。

お金が欲しくて強盗すればお金があっても虚しくなりますが

事業で成功してお金持ちになって虚しくなるとは思えません。

 

「お金を得る」という同じ結果でも充実感が違うはず。

つまりお金を追いかけると必ずしも虚しくなるわけじゃないということです。

 

高校球児が甲子園優勝を目指す。

甲子園優勝すればプロになりたい。

プロになればメジャーリーグ行きたい。

こういうメンタルは向上心があって素晴らしいと賞賛される。

ぼくにとってはお金も同じです。

1億稼げば次は10億稼ぎたい。

当たり前の欲求です。野球の例えと大きくかい離しているとは思えません。

それがことお金に関して目標を高く設定するといやらしく思われてしまう。

7不思議の1つですね。

 

「もっとおいしいもの食べたい」「もっとかわいい子抱きたい」

っていうのも人間の欲であるならば、本質的には同じです。

 

結論のようなもの

偉人が言う

お金を追い求めると人生の虚しさは拡大する。

には半分しか賛同できません。

 

お金を追い求めようと追い求めまいと人間は常に虚しさを抱えてます。

生きている間それが波のように大きくなったり小さくなったり。

お金やSEXだけのせいではありません。

それを法則のようなものに当てはめてお金やSEXだけのせいだと論ずるのは

ナンセンスです。

 

逆性的ですが、お金もSEXもいらない状態は満たされていると言えるのか。

お金もSEXもいらない状態と引き換えに

向上心まで失ってしまったらそれはそれで虚しい気がします。

 

ぼくがものすごく虚しさを感じるのは

なりたい自分になれなかったとき

そう考えるとお金もSEXも悪者じゃない。

むしろ、行動の活力を与えてくれるいいものという認識すらあります。

 

しかし、お金とSEXにだけ変なバリヤーが張ってあるのを感じます。

あたかもそれが卑しいものかのような。

お金持ちを見ただけで「どうせ悪いことして稼いでるんでしょ」みたいなマインド。

なぜなのでしょうか。

またニーチェ先生にでも聞いてみます。

 

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