シンチャオ。警察官からベトナム移住を実現したHOCです。
ボクはベトナム移住するために
約10年務めた警察官を退職しました。
思うに現職の警察官は非常に転職に臆病になっています。
キャリアが長ければ長いほどそう考える傾向にあります。
でも僕は
警察官からの転職はできる!
と断言したい。
なぜかというと自分ができたから。
ボクの知り合いの元警察官も転職を成功させて楽しくやっています。
厳しい言い方ですが
「そうはいっても・・・」
「一つの例で語るな!」
と言ってくる人はなんだかんだ警察に残る理由を探してるだけだと思います。
警察官は素晴らしい仕事なので
その気のない人を辞めることを後押しするわけではありませんが
何らかの理由で警察官からの転職を迷ってる人に向けて書きました。
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警察官は民間企業では通用しない!?
警察内部では、上司が
「警察官は民間企業では通用しない!」
とよく言ってるのを耳にします。
ボクも現職時代耳にタコができるほどこのセリフを聞いてきました。
ここで疑問が2つ。
その一つは
おまえ民間企業で働いたことあんの?
です。
「警察官は民間企業では通用しない!」
と吠えてる人のほとんどは実体験に基づいていません。
本来、経験したことのない人に言葉など聞くにすら値しないはず。
それは海外に行ったことのない人間が日本がいちばん!と言っているようなもので
カレーライスを食べたことのない人間がラーメンの方がうまい!と言ってるようなもの。
話に信憑性が全くありません。
もうひとつの疑問。
即戦力という観点からすれば
民間企業の会社員も警察に入ってすぐ通用するわけない
ということ。
何が言いたいかと言うと
どんな人間であれ異業種に行けばまた1からなのは当たり前であって
それは警察官に限ったことじゃない。
別に前職が警察官だからといって不利に働くことはなく
警察官だった自分を卑下する必要はありません。平等です。
しかしながら
警察官のスキルは潰しが効かないというのは事実。
べつにけん銃が使えたからといって
そのスキルはほかのどの会社でも使えません。
でも経験がないなら経験すればいいだけじゃないですか?
3年くらいやればどんな職種であれ、ある程度は覚えられるし
せっかくの公務員を辞める勇気のある人であれば
本気で1年やればなんとかなると思うのです。
やってもみないで、3年?そんな簡単じゃない!
と心の底から本気で思うなら転職は諦めるべきです。
転職できない理由を深掘り
ホメオスタシスという言葉を知っていますか?
恒常性維持機能とも呼ばれています。
ホメオスタシスとは
熱を出したら平熱になるように体温調節をする
ケガをしたら傷をふさごうとする
このように環境が変化しても身体の状態を一定に保とうとする機能です。
つまり、ホメオスタシスは変化に対抗する機能なので
転職等、変化を起こそうとするときには邪魔になります。
何かにチャレンジして3日坊主終わったりしてしまうのも
ホメオスタシス
が機能してチャレンジ前の自分に戻そうとしたと考えられます。
引退したアスリートが引退後もしばらくトレーニングを続けてしまうのも
もろホメオスタシスの作用です。
公務員という立場にどっぷりつかってしまっているのなら
転職のとき、このホメオスタシスがどっぷり働きます。
転職の際にこのホメオスタシスを攻略する方法は
・ホメオスタシスを理解する
・体に変化した先の状態が通常だと認識させる
です。
この項を読めばホメオスタシスがどんなものかわかったはずですので
何か変化を起こしてホメオスタシスが働いた時に
ああ、いま恒常性機能が働いてるな
と認識すればいいわけです。
そして変化した先の状態、新しい状態が「通常」になれば
恒常性機能が新しい状態をキープしようとしてくれるはずです。
恐いのは慣れるまでということです。
そしてそれを理解してしまえば対処もできるはずです。
転職してもいい理由
警察官を辞めるときに
だいたい1、2割くらいの人は批判的でした。
その最たるはさきほど紹介した
警察官は民間企業では通用しない!
かならず失敗する!
的なものでした。
ひどい人だと
お前に投入した税金返せ
とか。
退職するときにここまでバッシング受ける会社あります?w
これから違う道に進みたいと一般市民になる人を応援できない人に
市民の安全を守れるのかかなり疑問です。
というか勝手かもしれませんが
警察官はやっぱりヒーローで合って欲しいという思いがあるのかもしれません。
警察官が崇高な職業とするならば
「転職したい」なんて考えながら拳銃付けてパトロールするのは
もはや愚行です。ボクは組織を去ってしかるべきです。
退職を決意したとき、ボクの警察官としての資質は
夏空に狂い踊る花火のごとく飛散して四方の空に消えていきました。
ボクは一つの例ですが
警察組織は人一人が辞めたくらいではびくともしないマンモス企業なので
やりたいことが別にある
組織に絶望した
ひどいパワハラを受けてる
そういう人は躊躇なく転職するべきだと思います。
そんなこといって転職できなかったら責任取れるんですか
とか言われそうですが
責任は一切取れません。
ただ、一度きりの人生を疑問をもったまま終えていいのか
って話だけです。
ボクはそこんとこだけは深く考えました。
警察組織はだれが抜けても回るようにできています。
自分がいなくなったら迷惑をかけるというには壮大な勘違いです。
警察は誰かが抜けて潰れるような、そんな組織ではありません。
毎年定年退職する人や転職する人が多くいるわけですから
もしそうならとっくに潰れてるはずです。
ボクはだれも経験したことのないような
壮絶な、筆舌に尽くしがたいパワハラを受けたし
辞めるときもきっちり嫌味を言われたので
未練はほぼありません。
未練があるとすれば刑事ドラマをみたときに事件捜査できない寂しさを感じるくらいのものです。
それよりも新しいステージに挑戦できる喜びの方がはるかに大きい
ということを転職て悩んでいる警察官に伝えたい。
繰り返しですが
失敗したらどうするの?
責任とれんの?
という問い自体がナンセンスです。
人生という壮大なステージに立っておいて
一度も失敗なしに人生を終えたい!
というのがそもそも都合のいい話で
失敗なんて常に携帯しているiphoneのごとく自分について回ります。
ゆえに、日々起こる失敗の数々をいちいち人のせいにしていてはなんの成長もありません。
他人が何かをさえずろうとも決断は自分の責任でするべきです。
転職した後の稼ぎ方
そうはいってもお金が心配という人は
本業+副業という働き方がおすすめです。
副業は
・せどり
・ブログ
・YOUTUBE
・プログラミング
なんかが割と稼ぎやすいと言われています。
21世紀以降の成功法則とも言われている
「ゼロ・マージナルコスト・エコノミー」(限界費用ゼロ経済)
という概念があり
これは、既存のFacebookやLINE・TwitterといったSNSや、
YouTube等の動画配信サービス、ブログ、アフィリエイトビジネスなどの
「出来上がった既存インフラ」を使って稼ぐという概念です。
先ほど紹介した副業で言えば
・ブログ
・YOUTUBE
なんかがこれにあたります。
初期投資ほぼ0
在庫リスクなし
一人でもできる
利益率が高い
こんなビジネスは通常ありえません。
YouTube等の動画配信サービスを自分が構築しようとすれば
とんでもない初期投資が必要ですが
ブログもYouTubeも「出来上がった既存インフラ」を使ってほぼ無料で始められ
通常の会社経営と違って従業員を雇う必要もありません。
ボクも警察官を辞めて0からブログをはじめて約2年
最高で月30万稼ぐことができました。
これに本業の収入も合わさると警察官時代の収入を軽く超えます。
しかし、ブログ収入はグーグルのアップデートなんかに左右されて
安定しなかったり、結果が出るまでに時間がかかるというリスクもあります。
ですので結論としては
警察官を辞めた直後は
本業+副業で収入を安定させるという働き方がいいと思っています。
ブログもYouTubeもりっぱなビジネスです。
自分がオーナーになりコツコツ育てていくという感覚は
警察官時代に味わなかった感覚です。
ブログもYouTubeも「資産性」のあるものなので
生産すれば生産するだけ自分のものとして蓄積されていきます。
ブログを書くのを辞めたとしてもお金を生み出してくれます。
他方、サラリーマンは働くのを辞めた瞬間収入は0となります。
ボクのLINE@では副業での稼ぎ方なんかも配信しているので
良かったら無料登録をしてみてください。
転職先はどうするの!?
では本業はどうすればいいのか。
警察官を退職するのに
副業はやらない選択肢はありえない
と思ったので紹介しましたが
それもメインとなる転職先が見つかっての話です。
転職先はこれから紹介する転職支援サイトに登録して
探すのがおすすめです。
リクルートはリクルートの転職、中途採用、求人情報サイト。
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自分に合った転職先が見つかるのでおすすめです。