シンチャオ。ベトナム移住6年目のHOCです。
私は35歳のときに警察官を辞めて単身ベトナム移住しました。
日系企業の駐在員とかではなく、現地のベトナム企業に就職しました。
住む国を変えたわけなので
当然多くの変化があったわけですが
その一つが「人間関係の断捨離」ができて
それにより幸福度が上がったということです。
警察官時代は本当に数えきれないほど結婚式に呼んでもらいました。
私はけっこう異動を繰り返したので
勤続年数を重ねるほどに知り合いの数が増えていきました。
それに加えて小中高大学の友達もいます。
時間の経過とともに友だちや知り合いが増えていき
それに伴い「付き合い」も増えていきます。
既婚者の方でしたら家族もいます。
そうすると単純に
「自分のための時間」が消え去ります。
ボクは日本に住んでいたときそれが本当に苦痛でした。
飲み会に誘われるたびに
自分の時間がどんどん奪われていきます。
人生において「早く時間が過ぎろ」「早く終わらないかな」と考えることほど
もったいないことはありません。
時間が早く過ぎていった先に待っているのは「死」です。
時間は有限です。
行きたくない飲み会や友達の付き合いに多くの時間を取られることは
ボクにとっては間違いなく「不幸」でした。
しかしながら
同調圧力に屈する自分の弱さにせいでどうすることもできませんでした。
これは友達が多いと不幸になるという話ではありませんし
適切な友達や知り合いの数は人によって違います。
ですので、今回の場合はあくまでも私個人がそう思うと言う話です。
LINEの通知がたくさん来て、それに返信していけば
「週末空いてる?」
「今度遊びに行こう」
「今電話してもいい?」
となっていくわけです。
そういう対象が多ければ、もう確実に自分の時間はありません。
あるように見えても、それは実際には自分のために使っている時間ではなく
「LINEの返信に使っている時間」です。
週に2、3人から誘われてしまうと
その週に自分のための時間を作るのは絶望的です。
どこで会うのか
何時に会うのか
何を着ていくか
別の人も誘おうとか考えることにも
当日まで連絡を取り続けることにも時間コストがかかります。
そうやって人とコミュケーションを取ることを「コスト」と
いうのもどうかと思いますが、楽しんでできる許容範囲を超えると
それは間違いなく「コミュケーションコスト」になると思います。
ベトナムにきて人間関係の断捨離ができたことでの
自分の成功例を挙げると
大学院に進学できた
YouTubeでチャンネル登録9万人を達成できた
お金が貯まった
等たくさんあります。
まずは圧倒的に自分のために使える時間が増えたことで
大学院に進学できました。
日本で公務員を続けながら大学院に進学するのは不可能だったと思います。
ただ寂しいからという理由で仲間や友だちを欲しがり群れるということを辞めた結果
副業をする時間もでき
YouTubeでチャンネル登録9万人を達成することもできました。
友だちとつるんで「一緒にやろう」とか
飲み会には積極的に顔を出して空いた時間にやろう
そういう思考だったら確実に継続できなかった思います。
人との付き合いを厳選すれば本当に無駄な出費も減ります。
「人間関係の断捨離」は「孤独」とのトレードオフかもしれませんが
煩雑な人間関係に悩んでる方には「人間関係の断捨離」を強くおすすめします。
ただ、「人間関係の断捨離」は環境を劇的に変えることが必要です。
そういう意味でも一度「海外に住む」という選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。
人それぞれ色々な考え方があると思いますので
「できるだけたくさんの人にあってガンガン人脈を広げるぜ!」
という考え方も全く否定はしませんが
ボクは無理に人間関係を広げることはせず
少数の信頼できる人のため
そして自分のため
に時間をたくさん使う人生を選びたいです。
具体的には数人の友達と家族がいればボクは充分幸せです。
こういう考え方というのは賛否あるかと思いますが
参考になれば幸いです。
それではまた!